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おはようございます。そうすけです!
本記事ではビカクシダの原種の1種であるプラティケリウム・ヒリー(Platycerium Hillii)の苗(子株)からの育成について記事にしていきます。
園芸種等もたくさんありますが、本記事は、シンプルな、純正な原種ヒリーについての育成記事になります。
子株の育成記録や、育て方、入手方法についてまとめていきます。
下記に当てはまる方は、参考にしていただけると幸いです。
ヒリー(Platycerium Hillii)はオーストラリア北部の湿った熱帯域に生育する、原種18種の1種のビカクシダです。
一番の特徴である胞子葉は先端が幅広く切れ込みが入る形状で、貯水葉は縁に切れ込みが入りにくくきれいな丸い葉っぱが広がっていきます。
親株の胞子葉はまるでヘラジカの幅広い角のようです。
また葉表面の星状毛が他の種より少なく、色が濃く見えます。そのため葉焼けを起こしやすく強い直射は苦手な品種です。
寒さには比較的強いとのことですが、熱帯出身のため、15度以下は危険かもしれません。
また園芸種も多く産出されており、葉全体が波打つような種類「ヒリー ドラゴン」をはじめ、「ライジン」「キリン」「サタヒップ」など胞子葉うねり系の品種も多く、ヒリーからさまざまに派生した種類がいるのも特徴です。
親株を見てみたい方はビカ森さんの動画がわかりやすいと思います!
情報はこちらの書籍を参考にしました。
ホームセンターなどではあまり流通していない印象で、メルカリ・ヤフオクなどで出回っております。
私はヤフオクにてビカクシダの森さんから3500円で購入させていただきました。品質もさることながら、セット割もきくので複数買うときにもおすすめです。
価格は子株で3000~5000円で流通しているものをよく見かけます。
ただし「ドラゴン」「ライジン」などのうねり系園芸種は数万円で取引されていて決して安くない価格です。
かっこいい品種なのでいつかは挑戦してみたいですね。。
この時始めてネットでビカクシダを購入しました。リドレイとセットで購入しました。
親株の幅広い胞子葉と違って、子株は胞子葉が細長いです。
葉っぱの色はリドレイと比べると深い緑色をしています。
胞子葉の葉脈と成長点ができるだけ垂直になるように杉板に板付していきます!ワクワク
胞子葉が2枚出てきました!子株の時期は幅広い胞子葉はでてこず、細長くて分岐のない胞子葉が出てくるようです。
左側に新しい胞子葉が出ていますが、成長途中の若い葉は葉先が丸く、成長すると先がとがっていき、葉先がうねるようにウネウネ波打ちます!かっこいい(^^)
貯水葉が展開してきました!巻き込みそうな胞子葉はすべてカットしました。
周りにに切れ込みがなく、丸っこい形の胞子葉が展開してきています。
薄く広がるというよりは、球体に近いイメージでミズゴケに沿って展開する特質があるようです。
反対側の貯水葉が展開してきました!1か月に1枚の頻度で葉が展開していきます。
先に出ていた貯水葉は少し茶色くなってきていて枯れ始めています。
かなりかっこよくなりました。
原種ですが、緑身が強くなり、葉先がうねっています。
分岐は3つほどであり、そこまで多分岐ではありません。
貯水葉は相変わらず丸く、かなり広く広がります。
しっかりミズゴケに沿って綺麗に巻いてく特徴があるようです。
丸く全体が大きくなる→尖って葉先が伸びる→うねるという順で伸びています。
他種と比べてトリコーム(星状毛)が全然ないので深緑なのが分かりますね!
アルシコルネは立ち上がりがあり白っぽく葉脈が細かいですが、ヒリーは毛がなくつるつるしていて形が丸く丸く、葉脈がはっきりしています。
貯水葉も毛が少ないんですね。
4か月育成して私が感じたヒリーについてまとめました!
初心者にも育てやすい特徴ばかりです!
私も初心者ですが、実際育てやすく感じます。
他の品種に比べて派手な分岐は少なく、色も緑が強くて、ピザールプランツぽさは少ないのかなと個人的に感じます。
しかし、そこがこの品種の魅力です!
なんというか、どっしりして、渋い品種だと感じます!笑
変化がありましたらまた経過記事作成していきたいと思います。
見て頂きありがとうございました^ ^
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