パキポディウム デンシフローラムの実生・育成記録・育て方(2021.8.~更新中)

   

おはようございます!GreenNeoSoulのそうすけです!

ビカクシダ胞子培養とコーデクス実生メインに育成ブログやってます(^^♪
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人気のコーデックス、パキポディウムですが、いろいろな種類が本当にあります。
その中でも実生でもしっかりと育ってくれるデンシフローラムという品種をご存じですか?

本記事ではパキポディウム デンシフローラム(Pachypodium densiforum)の実生・育て方・栽培記録を記事にしていきます。

  • デンシフローラムってどんな品種?
  • デンシフローラムは実生でどのくらい大きくなるの?
  • デンシフローラムの育成記録が見てみたい!

こんな方は参考になる記事になる記事になっています(^^♪

実生は2021年8月9日より開始しています。

目次

1.パキポディウム デンシフローラム(Pachypodium densiflorumとは

マダガスカル中央部の高地出身のパキポディウム!丈夫で育てやすい!

パキポディウム デンシフローラムはマダガスカル原産のパキポディウムです。
和名でシバの女王の玉櫛(たまくし、たまぐし)とも呼ばれます。

y_kusa326さんのデンシフローラム。バキバキでかっこいい。

他種との違いですが、幹は縦に伸長し分岐数や棘が多いです。
グラキリスのように基部がでっぷり育つというよりかは、
多分岐と太い幹で荒々しく派手に育つイメージです。

実生10年ほどだそうです。

花が黄色、とげが多く細目に伸びていく姿は、ホロンベンセとよく似ています。

okujyo.engeiさんの株。2年目からの成長が早い。

実生株は他種と比べてかなり成長が早いです。
マダガスカル南北に広く分布するので、環境適応範囲が広いためか、
成長も早くとても丈夫な品種です。

パキポディウムはマダガスカル産とアフリカ産に大きく分かれます。
丈夫とはいえども、マダガスカル産のパキポディウムは総じて寒さに弱いです。

冬は屋内で管理しましょう。

2.目的

  • デンシフローラムを種から育てることでより深く知ることができるため。
  • デンシフローラムが実生で大体どのくらいの期間で、どれくらい育つのか、参考記事にするため
  • コーデックス欲しいが、高すぎて種からしか買えないため

種から育てることは、現地の乱獲を防ぐことにもつながりますよね(^^♪
また育ったら、ブログ・SNSを見て下さっている皆さんにプレゼントしたいと思っています。

3.実生からの育成記録

環境

  • 春から秋(3月~11月):南東向きのベランダ(日照時間5~7時間)
  • 冬(12月~2月):植物育成ライト直下[SINJIAlight使用](日照時間12時間)

春・夏・秋の管理

南西向きベランダ

冬の管理

直下でSINJIALightを当てています

2021.8.9(播種:1日目)

デンシフローラムの種

Seed Stockから種子を購入しました。とても信頼できる業者です。
当時の価格で20粒1200円で購入しました(一粒60円)。
20個入り購入したら、多めに入れてくれたようで30個入っていました。笑

  • 出荷が早い
  • 規定量よりすこし多く入れてくれる
  • 別種のおまけ種子がついてくる

いつも規定量より多く入れてくださったり、
モニター種子で購入していない種子もおまけでつけてくれたりします。

デンシフローラムはマダガスカル出身のコーデックスです。
別種のパキポディウムでも、エブレネウム・カクチペスなどのマダガスカル出身の種類と
種の形状が似ているの比較で分かります。

ベンレート2000倍希釈とメネデール1000倍希釈液を作り、一晩種子をつけておきます。
ベンレートは種表面のカビ殺菌剤として、メネデールは発根作用を高める薬剤として使用しています。

実生の始め方については、これさえ見とけばできるようにやり方をまとめましたので、
方法に興味がある方、実生を始めてみたい方は下記記事を覗いてみてください。

多肉用の土と上にバーミキュライトをふりかけ、種植えトレイに等間隔に置いていきました。
そして植物育成ライトの直下で12時間くらい照射しています。

1セルに10個ずつ植えた種

2022.8.14(種が動く:5日目)

種から根になる部分がさきにでてくるデンシフローラム

種が動き出しました。種から根になる部分が先に出てきています。
複数種同時に播種しましたがパキポディウムの中では結構早いほうです。

2022.8.21(発芽:日目)

本場を広げたデンシフローラム

根を張って立ち上がり、本葉を広げ始めました。
デンシフローラムは細長く成長する品種なので、発芽後は縦に成長しています。

発芽率は6割程度(30個中17個)で、5割のことが多いパキポディウムの中なら
まずまずの発芽率かなと思います。

発芽できずにカビに侵されたものも残念ながらいます。
カビは本当に広がるのが早いので、直ちに見つけては除去する作業をしていきました。

2021.9.4(ベランダで育成:30日目)

2枚目の葉が出てきたデンシフローラム

暑さが和らいできたので、寒さがくるまでベランダに置くことにしました。
それまでLEDでの育成でしたので、葉焼けが心配でしたが問題なかったです。

2021.10.5(60日目)

個体差が出てきたデンシフローラム

外に置いて2か月たつと、葉の展開がかなりはやくなりました。
この時期から個体差が大きくなり、背が高くなるもの、丸っぽくなるものと
個性がそれぞれ出てきました。


同じロスラーツムですが、葉の形がグラキリス系の細葉と異なり、広めの葉が出ます。
幹部分も太くなり成長はほか種と比べてかなり早いです。

同時期に播種したグラキリス

他のパキポディウムは実生初期は幹がひょろっとしているのですが、
デンシフローラムは幼い時からプリっと太めの幹をしています。

成長が早いほうが好きな方はデンシフローラムが育てやすくおすすめです。
実生株でも太く育ちやすいです。

2021.11(病気になる:90日目)

被害がひどかったデンシフローラム

12月から屋内LED管理を始めましたが、温度が一定にもかかわらず落葉し始めました。
種植えトレイに植えた植物は皆、葉が黒ずんでいったのです。

葉先が黒ずむデンシフローラム

葉写真のように葉先が黒ずんでおり、明らかにパキポディウムの紅葉とは違っていたので、
調べてみると、どうやらカビ由来の斑点性障害とのことでした。

調べてみると、下記のような条件でカビの病気は起こるそうです。
ドンピシャに条件に当てはまっていました。

  • 密集して育成している
  • 腰水管理である
  • 風がない(屋内で風を当てていない)

腰水をやめ、小型扇風機を導入し、風を常に当て続ける環境に切り替えました。
これで何とか病気の拡散は収まりました。

500倍ベンレートを噴霧

急いで、500倍希釈のベンレートを噴霧し、病気の進行は落ち着いたものの、
ほとんどの株の葉が黒ずみ、落葉していきました。

2022.1.17(161日目)

葉が落ちたデンシフローラム

不本意な形で落葉させてしまいましたが、葉以外に影響がなさそうなのでよかったです。
ほとんど水を与えず、LEDライトの下で冬を乗り切ります。

2022.5.16(292日)

ぎちぎちになってきたデンシフローラム

3月からベランダで管理を始め、春のタイミングで植え替えを行いました。
種植えトレイがギチギチで、しっかりと根を張ってくれていました。

種うえトレイから抜いたデンシフローラム
結構個体差があります。

同じ種なのですが、個体差がかなり大きく出てきました。
成長の早いものは、小さいものと比べて一回り大きいです。

休眠明けのデンシフローラム

結構個体差はあるものの、8か月で塊根部分が1㎝程度になる個体も現れてきました。

おすすめの鉢はサイズ感と一鉢当たりの価格が一番マッチしている
grasslandのTB25(68個セット)がおすすめです!

  • 単価が2.5号鉢で一番安い(一つ32円と最安)
  • 加工がすべりにくく、使いやすい
  • 黒色効果で発根作用を促す

2.5号は実生に適したサイズであり、少なすぎず多すぎずの容積があります。
そして黒色の鉢なので光をあつめるので、植え替え後の発根作用も高まります。

4.まとめ

  • 発芽率は6割とまずまず
  • 一年目までは塊根部1㎝程度に育つ
  • パキポディウムの中でも、成長が早い!
  • 実生でも丈夫に育てやすい
  • 風がないと病気が発生する

以上になります。
デンシフローラムは成長がかなり早く、見てて飽きないです!
そして個体ごとの個性が光る実生コーデックスの醍醐味を味わえる品種です。

順次更新していきますので、よろしくお願いいたします(^^♪

ここまで見ていただき、ありがとうごさいました!!

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