おはようございます。GreenNeoSoulのそうすけです!
ビカクシダは近年とても人気が出てきていると思います!その中でもリドレイはその独特な姿から不動の人気があります!
本記事はそんなビカクシダ・リドレイの胞子培養(実生)の育成記録、子株サイズになるまでどれくらいかかったかについて記事にしていきます!
- ビカクシダのリドレイに興味がある!
- 胞子培養に興味がある!
- 子株サイズになるまでどれくらい時間がかかるか知りたい!
こんな方は参考になる記事かと思います(^^
1.目的・結論
目的
胞子培養の楽しさを伝えるため!
![ビカクシダ 胞子培養 やり方](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2021/12/93adaade3d472d0d462def6213a63196-1024x634.png)
胞子培養はビカクシダの種から育てるようなイメージです。
つまりビカクシダの生活史をじっくり楽しむことができます。
成長も大株より早く、どんな株になるかと考えるロマンもありとても楽しいです。
またリドレイは比較的やりやすい品種ですので培養へのハードルを下げたいと思っています。
培養と聞くと難しそうに聞こえ、そのようなイメージを持たれる方も多いかと思います。
向き不向きもあると思いますが一定環境に基本放置するだけですので、
そんなに難しいことはしていません。
時間はかかるけれど実際にできるんだなあ、
ということがぼんやりと伝わればいいなぁと思います(^^♪
そして胞子は親株よりも安い。これが一番の理由かもしれません。笑
結論
胞子体購入から販売されているような子株サイズまで約10か月かかった!
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0696-edited-2.jpg)
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_1663-1-edited-scaled.jpg)
最初は2㎝程度の前葉体・胞子体セットのものを購入しましたが、
しっかりした貯水葉がでる子株サイズになるまで約10か月かかりました!
しかし初めの3~4か月は原因があり全く成長せず枯れそうでした
(興味があれば下記記事にその状況・原因を書いていますので見てみて下さい)。
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_1067-300x169.jpg)
初めから今のスタイルで育成できれば3~4か月は短縮できたのかなと思います。
下記に細かい過程を書いております。
2.経過記録
育成記録
環境
- 室内育成で20~25度を保つ
- 水槽用ライトを白・赤・青色ライトして12時間照射、距離は40㎝程度
- タッパーでずっと密閉・週一くらいで開閉して状態確認
- 腰水管理
使用ライトは下記記事で解説しております。
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2021/09/DSC_0466-300x150.jpg)
1.購入(0日)から240日まで
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0696-edited-2-1024x641.jpg)
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_1060-2-edited-1.jpg)
ワイルドリドレイの前葉体と胞子体が付いたものをフリマで2000円程度で購入しました。
ミズゴケで育成されているというお話を聞いていたのでミズゴケに植えておりました。
4か月育成しましたが、増えるばかりで大きさとしては全く成長していませんでした。
![リドレイ 胞子培養](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2021/11/8c0e7a24c0de8414ba09c8b7f19ecffc-1024x567.png)
ジフィーセブンに植え替えたところ、みるみる成長し、
210日まで(3か月程度)で貯水葉がしっかり広がる直径3~4㎝程の大きさまで成長しました。
![リドレイ 胞子培養](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2021/11/3c04d7d073e23dc0ee824eab16b89c55-1024x855.png)
タッパーに入りきらなくなったので種うえトレイに鉢上げしました。
このあたりから成長が鈍化し、成長速度に個体差が見られるようになりました。
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_1675-edited-scaled.jpg)
成長鈍化していたのでビカ森さんから購入時にもらった肥料を一粒づつ胞子体の根元に置いてみました。
その後はラップで密閉して放置しております。
最近はマグアンプを使用しておりますが、順調に育成できております。
2.現在(270日目)
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/a67b022644d0a585e4f6a24aa4c855bc-1024x737.png)
かなり個体差がありますが、一番大きい左下の株は直径7㎝ほどの貯水葉が出てきています!
手で持ってみると大きさが伝わりますかね。
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_1663-edited-scaled.jpg)
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_0116-edited.jpg)
貯水葉がしっかり厚みが感じられたので、乾燥に耐えれるだろうと感じ板付けしました。
また以前ビカ森さんで購入したリドレイと同サイズくらいのため、
子株として認識OKということもありました。
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_1669-edited-scaled.jpg)
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_1672-edited-scaled.jpg)
ジフィーセブンが根元についたまま板付けしていきます。
またコンポストにラップを巻き付けて乾燥しないようにしました。
子株はとにかく乾燥に弱いです。
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_1670-1024x512.jpg)
![](https://greenneosoul.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_1674-1024x512.jpg)
サランラップだと幅が大きすぎるのでラップを半分に切って巻きました。
下記のようなハンディラップと使った方が作業性がいいです。百均にあります。
3.まとめ
以上をまとめると下記のような伝えたいことは内容です!
- 胞子体から子株サイズになるまで、成長が早いものでで10か月程度かかる
- 胞子体はたくさんできるが、成長速度にかなり差がある
- 肥料のあるなしは正直差がわからない
- ジフィーセブンで培養すれば、恐らく10か月もかからない
検証より、胞子から始めてもジフィーセブンを使用すれば、
個体差はあるもの、温室であれば半年程度で販売されている
子株程度の大きさになるのではないかと推察いたします!
実は私は初めて買ったビカクシダがこの前葉体・胞子体のリドレイなんです。
ビカクシダに興味はあるんだけど高すぎて買えなかったからです。
やっと子株サイズになって本当に嬉しいです!
ここまで見て頂きありがとうございました(^^♪
コメント