【2022更新】ビカクシダ P. hillii cv.Dragon(ヒリードラゴン)の品種調べと胞子培養記録(2021.9~更新中)

   

おはようございます!そうすけです!

本記事はヒリードラゴン(P. hillii cv.Dragon)の説明、胞子培養の育成方法・記録を記事にしていきます。

胞子培養にチャレンジされている方、培養中にカビが発生したことありませんか?今回の培養では培養中のカビが生えましたが、うまくいっているという内容にもなっています。

  • 胞子培養に興味がある
  • ヒリードラゴンが好き
  • カビを乗り越える様子を見てみたい

こんな方はぜひ見て貰えれば参考になると思います。

目次

目的

数ある交配種について調べた情報を残すため!

ビカクシダ原種についての情報は本などでも見かけますが、
園芸種についてそれが何のかけ合わせなのか、どういった特徴をもつのか、
といった情報があまりありません。

そんな中で、自分なりに品種について調べた結果をブログを通して共有し、
少しでも参考になればいいなというのが目的です。
また胞子培養からの長期的な目線でも調査できたら
面白いかと思い培養を始めました。

1.ヒリードラゴン(P . hillii cv.Dragon )について

原種18種のうちの1種、ヒリーPlatycerium Hillii )の園芸種!うねる胞子葉が特徴!

Tnanakaさんのヒリードラゴン。綺麗な株姿です。

ヒリー ドラゴンとは原種18種のうちの1つ、
ヒリー(Platycerium Hillii )という品種の園芸種になります!

園芸種とはその品種の特徴を大きく残し、
かつ何らかの要因で変異した形質が発現した株を人為的に選出した「種」になります。

ヒリードラゴンでいうと、葉先に向かって幅が広くなり
葉先は短く4つほどに分岐するヒリーの特徴を残しつつ、
かつ葉全体が波打つようにうねる胞子葉が特徴の株となっております。

ヒリーは本当に様々な園芸種原種がこの世に存在し、
原種でも若干うねりやすい性質があります。

特にうねりが強い園芸種で風神・雷神、サタヒップ、
Yot#5などといった品種がございます(うねり系も数が多いです)。

明確な定義等は調べてもあまり乗っていませんでした。
書籍やインスタなどで100枚くらいヒリーうねり系の写真を見て研究した結果、
素人が個人的にヒリードラゴンの特徴・印象をいうならば、
以下のような感じかなと思います。

  • 胞子葉が比較的長く伸びて大きくなる
  • 分岐の数や色合いは原種に近い
  • 葉の全体部分が波打つ
  • 胞子葉の波打ち方が細かい波ではなく、大きな波打ち方である
  • 胞子葉が渦を巻くように(様々な方向に)うねる

このような感じでしょうか。
本当はこんな特徴と決まっているよ!
と教えてくれる方はコメントなんかで教えて頂けると幸いです^ ^

2.胞子培養の記録

結果

結果から伝えますとカビを乗り越え、順調に繁茂しております

まだ胞子体は出ておりませんが、順調に前葉体が発芽し、育ってくれております。
胞子培養にあるあるかもしれないですが、
1か月で前葉体が育ちすぎて
根が一部盛り上がるようになるほど繁茂しております。

環境・胞子の巻き方、購入方法などは記事に乗せておりますので
興味あったら見てみて下さい(^^

経過記録

1.0日目:胞子を巻く(2021.9.20)

ヒリードラゴンの胞子です。たっぷり入れていただいたきありがとうございます!
余った分は、乾燥材とチャック袋に包んで、遮光し4℃で保管しました。

手に入れた丁寧に胞子をジフィーセブンに巻きました。
巻いた後は密閉して、やり方に乗せてあるライトの下に放置しました。

2.3日後:カビ発生(2021.9.23)

巻いた胞子を取り囲むようにジフィーの上に白いカビが発生しました。
胞子培養失敗かと思い、かなり落ち込みました。
希釈したベンレートを噴霧しようと思いましたが、
ビカクシダの胞子は薬剤に弱いと聞いたことがあります(ネット情報)。

またカビが生えていないジフィーも一部あったので
そちらの成長に期待していったん何もせず様子を見ることにしました。

3.12日後:カビの下から緑(2021.10.2)

白いカビの下から緑の部分が出てきました。
胞子培養でここまで早く前葉体が出る胞子を見たことがなかったため、
緑のカビがまた生えてきたのだと思いました。

しかし明らかに見たことのあるコケっぽい植物体であること、
カビが影響していない部分にも緑が見られたため、前葉体であることを確信しました。

4.30日後:繁茂(2021.10.24)

そして1か月特に何もせずに密閉放置した結果がこちらです!

かなり前葉体が繁茂しておりました!

はっきりと前葉体の形質が見えてきました。そして白いカビのあった部分を確認しましたが、完全に見えなくなっており、前葉体で埋め尽くされておりました。

5.40日目現在(2021.11.1)

そして現在の様子です。ほとんど変化がないように見えますが、前葉体一つ一つが成長・増殖しています。互いが押し合って盛り上がって前葉体の根が見えてきている状況です。

3.胞子体確認(2021.12)

4.スペーシング(2022.1)

2022.3.11

5.成長が止まってきたのでスペーシング(2022.5)

結構しっかり多くなり、根鉢になってきたためか、
これ以上の成長がゆっくりになりました。

狭くなってきたので、さらなるスペーシングをしました!
詳細は下記ご参照ください!

6.子株に近づく(2022.7)

うねうねした表現がでてきました☺

3.まとめ・気づいたこと

  • 前葉体発芽が10~12日と比較的早い
  • 成長の早さはカビ勢力を押しのける
  • 胞子培養時もうねる
  • 成長は早い

ヒリードラゴンは前葉体発芽がかなり早かった

約10~12日で前葉体の発芽がされました!

今回のヒリードラゴンは約12日で前葉体の発芽が確認されました。
これは私が10種類くらい胞子培養をしている種の中でもかなり早いです。

要因が複合的なのであくまで経験則ですが、
交配種より原種に近い品種の方が発芽のスピードが速いと思います。

例えば、ホワイトホーク(P.willinckii × P.diversifolium)という種類では
発芽確認に1か月くらいかかりましたが、
交配種でないヒリー系は発芽が2週間程度で見られています。

成長の早さはカビ勢力を押しのける力を持つ

意外とカビは放置で何とかなることがあります。

本培養では、「待つ」ことで結果的にカビの増殖を抑えることができました。

今回カビが発生しましたが、薬剤は使用しませんでした。
いつの間にか前葉体がカビを押しのけて、完全にカビは消えてしまいました。
INDOOR HOBBESさんの記事にもそんな育成記録がありました。

また多肉植物なんかの実生では、目が出るより先にカビが種を取り囲んで
発芽ができずに失敗することが多いです。

今回もそのような状況になるかと危惧していたのですが、
どうやらビカクシダの場合は自力で乗り越えれる場合もあるということ。

このことから、ビカクシダの胞子は
①カビにある程度の体制がある
②カビより成長速度が速いのでカビ自体を覆い隠してしまう
のではないかと推察されます。

ただカビ対策のために防カビ剤を巻く方もいますし、
その方がよい可能性も大いにありますので、気になる方は防カビ剤の検討もしてみてください!


ここまで見て頂きありがとうございました!(^^ 今後変化がありましたら

胞子が余ったので、ブログを見て下さっている方やフォロワーさんに抽選でプレゼントをしようと考えております(^^♪

近日中に抽選の詳細をアップしようと思います!

私も初心者ですが、胞子培養楽しいです!みなさんもやってみませんか!

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