今だけの期間限定で育成ライト関係が最大30%OFFで売ってます!
損しない冬越しのまとめ買いなど、お見逃しなく!
\AMAZONで最大30%OFFセール中 /
おはようございます。GreenNoeSoul のそうすけです。
運営者:そうすけ
愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。
種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
〇Instagram→green_neo_soul
〇Twitter→@GreenNeoSoul
〇メルカリ→GreenNeoSoul/そうすけ
ビカクシダの胞子培養に興味があるけど、どうやってやるの?
そんな方に向けて本記事では、誰でもビカクシダ胞子培養ができるよう、超初心者向けに胞子培養の始め方を解説していきます。
私のやり方ですと約1か月で胞子から前葉体が発芽しました!
数10種類のビカクシダの胞子培養を成功させた経験から、誰でも胞子培養ができるようなノウハウを凝縮しましたので、ぜひ最後まで見て頂けると幸いです。
胞子培養面白いので一緒にやってみましょう!
本記事は胞子培養の方法をまとめられている方を参考にして、自分なりの成功方法を凝縮しております。
(スーパーサボテンタイムさんや金成コーデックスさん、GreenSnapの方などたくさん参考にさせていただきました)
この記事が胞子培養の検索上位に表示されるようになり、
たくさんの方に見て頂けるようになって、本当に嬉しい限りです!!
この記事で巻いた胞子たちも写真のように大きくなってきましたよ~🌱!
ビカクシダの胞子培養はから、胞子から新たなビカクシダを育てる方法です。
ビカクシダはシダの一種で、多くの植物とは異なり、種ではなく胞子で増えます。
具体的には写真のように、胞子を巻くとコケのような前葉体がでてきます。
その後前葉体の中から、胞子体と呼ばれるビカクシダの赤ちゃんがでてくるイメージです。
ビカクシダの胞子培養のメリットは以下の2つです。
胞子培養は数千円でビカクシダを楽しめます!
ビカクシダの株は高いものが多く、少し成長した株は1株数万近くするものもあります。
私も含めた一般のサラリーマンの方々は魅力的でも簡単には買えない価格だと思います。
しかし数万円する種類のビカクシダも胞子から育てれば1000~2000円程度です。
時間はかかりますが、うまくいけばたくさんの株を育てたり、好みの株を選抜して楽しむことも可能です!
胞子スプーン1杯で100株くらいはできます。
自分で楽しむのもよし、興味のある人に販売するなどして魅力を広めることもできます😊
子株の成長は早いので、育てていると本当に楽しいです!
大株には葉っぱを作るのに時間がかかりますが、胞子から子株まではすくすくと成長します!
その様子を胞子から見れるのはまた違った魅力があります。
ジフィーセブンと育成ライトを使って、胞子培養をはじめよう!
結論から話しますと、ジフィーセブンをライトを使用して胞子培養がベストな方法です。
なぜなら、胞子をまいてから、胞子から前葉体への発現が圧倒的に好成績だったからです。
前葉体はどんどん増えますし、胞子体はどんどん葉が出てきます。
始める時は必ず下記道具をセットで用意することをおすすめします!
気になる品種を調べて購入しましょう!フリマでの販売がメインですね。
私はヤフオクで一種1000円程度で購入しました!
ヤフオクでは30種近くの胞子をコンスタントに販売されておりましたので
好きな種類を選びやすいかと思います。
胞子をまく培地です。
実験で、ミズゴケとジフィーセブンで成功してる方が多かったので2種類準備しました。
ジフィーセブンのみでもOKです!
大きさはできるだけタッパーに敷き詰めたかったので小さめの 30mm×48個を使用しました!
胞子を塗るための筆と培地を入れるタッパーです。100均のものを使用しました。
筆は先が細いもの、タッパーは密閉ができて、光が透過するようにフタと容器ができるだけ透明のものを選んでください!
ビカクシダの胞子は光発芽のため、胞子から前葉体が育つには光が必要です。
電気代の目安ですが、17ワットだとウチであれば月約170円くらいです。
太陽光でもいいですがLEDライトは熱もこもらないこと、天候に左右されない安定した光を与えることからLEDを使用しました。
育成にはHyggerの水槽ライトを使用しました。水槽用ですが、これ本当にオススメです!
このライトを推すのは以下のためです。すごいですこのライト。。
詳しい仕様は下に記事にしてみたので、購入検討している人は参考になるかもしれないです。
培地に雑菌やカビが繁殖しないようにするため、容器や筆はアルコールスプレーで除菌します。
ライトが取り付けやすく、管理しやすい!
子株が増えるとスペースが足りなくなます。
将来的には必要になってきますので一緒に導入されることをおすすめします!
おすすめ品はルミナスガーデンシリーズです。
容器と筆、作業台と自分の手をアルコールで殺菌します。
ミズゴケとジフィーセブンは始め乾燥状態ですので吸水させて使用します。その際に熱湯を吸水させて殺菌します。
熱湯をかけたら、1時間程度培地が冷えるのを待ちましょう。この間に胞子を乾燥させます。
培地の熱を取っている間に、胞子のうを1時間程度空気にさらして乾燥させましょう。
写真はビカクシダの胞子のうです。胞子と言いましたが、実際は胞子のうと呼ばれる殻のようなものに胞子は包まれています。
一粒がかなり小さいですので、取り扱いには十分気を付けてください。。
胞子のうの中に細かい胞子が入っており、乾燥することで胞子のうが割れて黄色っぽい粉のような胞子が出てきます。
小さすぎてその様子は私には見えませんでしたが、黄色っぽい粉が少し散らばってました。
培地が冷えたら、ミズゴケとタッパーに入れて行きます。
培地の量は、胞子200粒に対して、ジフィーセブン30㎜を5つ、ミズゴケ3㎝×10㎝の面積分用意しました。
ミズゴケはそれぞれタッパーに、ジフィーセブンは大きめのタッパーに小物入れで区分けして、種類が混ざらないよう分けました。
複数種育てる方は、油性マジックで容器ごとに種類を書いておきましょう!
また胞子培養は培地が乾くとアウトです!
すべての培地は培地が5分の1ほど浸かるように水を入れて管理します。
筆先をきれいな水で濡らし、筆先に胞子を付けて、塗りつけていきます。
イメージとしては、胞子のうと胞子を包装紙ごと筆でこそぎ取るような感じで筆先につけ、培地に胞子をこすりつけるような動作です!
胞子同士が重ならないように表面にまんべんなく、薄く均等に塗り広げます。
塗っていると土などが付くと思いますが、洗うと胞子が落ちるので気にせず塗ってもらって構いません。
同じ筆で別種類を塗る場合は、しっかり洗ってからにしましょう!
たくさん量がある人は筆を使わずまいてもOKです。
しっかりと蓋をして、明るい日陰やライトの下など明るい場所で保管しましょう。
直射日光に当ててしまうと、タッパー内の温度が高くなりすぎたり、光が強すぎたりするので、
日光よりLEDライトの方が管理しやすいです。
光は白色・赤色・青色の光モードにして、日照時間に合わせて大体12時間照射しました。
温度はビカクシダの育成環境に合わせ、20~25度くらいが適切です。
2021年8月1日から試験を開始し、3日に1回観察しました。
こちらが変化のあった約一か月後の2021年9月9日ジフィーセブン群の現在の様子。
遠目からだとぱっと見動きはなさそうですが、
ホワイトホークを拡大してみると、めっちゃ前葉体がでてきておりました!!
本当にこの時は嬉しくて一人でガッツポーズをしてました…!
こちらはPegasus。こちらもホワイトホークほど多くはないですが前葉体が出てきています。
レモイネイは全く音沙汰なしでした。
こちらはプミラです。こちらもホワイトホークほどではないですが、前葉体生えてきています。
続いてミズゴケ群。タッパーをひとつずつ確認しました。
全て確認しましたが、どれも前葉体が生えた様子は確認できませんでした。。
ビカクシダ胞子培養の培地は、ミズゴケよりもジフィーセブンが適していると私は判断します!
培地はジフィーセブンの圧勝でした!理由は土の栄養分の組成が要因していると考えられます。
本実験では胞子をまいて1か月くらいで前葉体が見え始めました。
胞子の鮮度や種類にもよると思いますが、発芽の目安は大体1か月だとこの結果より考えます。
逆に1か月たたなくて全く発芽しない場合は、他の条件や胞子に問題があったと考えられます。
本実験ではビーチーのレモイネイの胞子のみ発芽しませんでした。
種子や胞子の発芽率は、鮮度に大きく影響を受けるという知見があるため、今回は鮮度が悪かったのかもしれません。
そしてもちろん胞子も「生き物」ですので、必ず発芽するかどうかはやってみないとわかりません。
気になる方は購入される際に、直近で発芽確認されたかどうか、買う前に確認する方が良いかもしれません。
胞子培養は少しコツが必要で1年以上の時間が必要です!
ビカクシダがほしいと思ってから、気長に成長を待つ必要があります。
といった方は、株を素直に購入することをおすすめします。
園芸ネットプラスは、種類の幅広さと珍しい観葉植物が強みのサイトです。
特に強みなのが、園芸ネットプラスのザファームセレクトというコーナーがおすすめで、
価格の安いビカクシダから店舗にはおいていないような珍しい植物まで販売されています。
見ているだけでも楽しいので良かったら覗いてみて下さい!
使用する道具と胞子培養の始め方のまとめです。
以上になります。
胞子体がでてきてからの育成方法は、下記記事を参考にしてください。
段階ごとにビカクシダの胞子培養シリーズで記事をまとています。
見てくださった方のほんの少しでも役に立てば幸いでございます(^^
コメント
コメント一覧 (2件)
初めましてこんにちは!初めてコウモリランを胞子から育ててみようとあれこれ調べていたところここにたどりつき、とてもわかりやすく解説されていて勉強になっております!タッパーで放置していると書いてありますが密封したまま1ヶ月全く開けないのでしょうか?水は汚くならないのですか?
nekeさん!初めましておはようございます!
ブログを参考にしていただき、うれしい限りでございます(^^♪
水は私の場合、育成にそこまで影響していなかったのであまり交換していませんが、
気になるようであれば交換していただいてよいと思います。
開封に関して、ときどき確認はしていますが頻繁にはあけません。
小さいうちはあけて、すぐ閉じていますが、そこまで神経質にならなくても大丈夫と思います。
よろしくお願いいたします!