【初心者でもできる方法】胞子培養でビカクシダを増やしてみよう!#1(0日~40日)~ジフィーセブンvs水ゴケ~

   

おはようございます。GreenNoeSoul のそうすけです。

ビカクシダ胞子培養とコーデクス実生メインに育成ブログやってます(^^♪
(Instagram→green_neo_soul、Twitter→@GreenNeoSoul

今回はビカクシダ胞子培養の私なりのやり方、実成績からおすすめ培地のについて書いていきたいと思います。

私のやり方ですと約1か月で胞子から前葉体が発芽しました!

  • 胞子培養のやり方について知りたい!
  • 胞子の購入方法について知りたい!
  • 培地の選び方がわからない
  • 胞子培養失敗したくない!

このような方は興味があれば是非参考にしてみてください!
本記事は胞子培養の始めのステップについて解説しています!

2022.7.17追記 
この記事が胞子培養の検索上位に表示されるようになり、
たくさんの方に見て頂けるようになって、本当に嬉しい限りです!!
この記事で巻いた胞子たちも写真のように大きくなってきましたよ~🌱!

胞子培養面白いので一緒にやってみましょう!

この記事で巻いた胞子たちの成長

段階ごとにビカクシダの胞子培養シリーズで記事をまとているので、胞子体出現後は下記記事を参考にしてください^^

目次

1.目的と結論

1.目的

今回の胞子培養の目的は以下の3つです。

興味があって見てくださっている中には同じ目的を持っている方が
いらっしゃるのではないでしょうか?^^

  • 安くビカクシダを手に入れたい・増やしたい
  • 身近な人やブログを見てくださった方に里子に出して魅力を広めたい!
  • ネットの育成方法を自分なりに実践したい!

子株を里子に出して魅力を広めたい

ビカクシダを知らない方や本ブログを見てくださっている方の手に渡って、ビカクシダの魅力を少しでも楽しんでいただけると幸せだなという気持ちから始めました!

2021年9月現在、コロナ禍の影響か家で植物を楽しむ人が増えました。

その流れでビカクシダの人気が高くなり、認知度は以前より高くなりました。
私もその一人です。

しかし原産が熱帯のためマイナーなのか植物系の実店舗などでは
あまり目にすることはなくネット販売が主流です。

特に実店舗で子株は出回っていることが本当に少ないです。

私の周りでも知っている人はほとんどおらず、まだ認知度は低いように思います。
より多くの人がビカクシダのことを知れたらいいなと思ってます。

安くビカクシダを手に入れたい・増やしたい

ビカクシダの株は高いものが多く、少し成長した株は1株数万近くするものもあります。

観葉植物のビカクシダは嗜好品であるため、私も含めた一般のサラリーマンの方々は
魅力的でも簡単には買えない価格だと思います。

しかし数万円する種類のビカクシダも胞子であれば1000~2000円程度です。

本当に時間はかかりますが、うまくいけばたくさんの株を育てることができ、
好みの株を選抜したり本当にほしい方に手渡すことができます。

下記は数万したビカクシダ子株の記事です。。

ネットの育成方法を自分なりに実践したい(ポイント)

本記事はネットで胞子培養の方法をまとめられている方を参考にしています。(スーパーサボテンタイムさん金成コーデックスさんGreenSnapの方などたくさん参考にさせていただきました)

そこで記事によって生育が好成績の培地条件や光条件のベストが違うことに気付き、
始めるにあったてどうすればよいのか迷いました。
培地に関していえば、ジフィーセブンかミズゴケが好成績のものが分かれていました。

なので、自分で確かめることにして、記録を残してみることにしました。

2.培地選びの結論

胞子をまく培地はジフィーセブンをおすすめします!

結論から話しますと、ジフィーセブンをおすすめします。

なぜなら、胞子をまいて40日目ですが、胞子から前葉体への発現が圧倒的に好成績だったからです

下記の結果の項目に本結果を記入していきます!

記事にもしていますが、リドレイの前葉体と胞子体の生育も圧倒的に違いました。

前葉体はどんどん増えますし、胞子体はどんどん葉が出てきます。


2.方法

1.準備物

  1. ビカクシダ胞子
  2. 培地(ジフィーセブンかミズゴケ)
  3. 細い筆
  4. タッパー
  5. 植物育成ライト
  6. 除菌スプレー

以上5点になります!

①ビカクシダの胞子

ネット購入が一般的かと思われます。私はヤフオクで一種1000円程度で購入しました!

ヤフオクでは30種近くの胞子をコンスタントに販売されておりましたので好きな種類を選びやすいかと思います。

左からペガサス、ヒリープミラ、ビーチーレモイネイ、ホワイトホーク

② 培地(ジフィーセブンかミズゴケ)

胞子をまく培地です。調べつくした結果、ミズゴケとジフィーセブンで成功してる方が多かったので2種類準備しました。

ジフィーセブンのみでもOKです!大きさはできるだけタッパーに敷き詰めたかったので小さめの 30mm×48個を使用しました!

ホームセンターで1000円程度でした。

③④筆・タッパー

胞子を塗るための筆と培地を入れるタッパーです。100均のものを使用しました。

筆は先が細いもの、タッパーは密閉ができて、光が透過するようにフタと容器ができるだけ透明のものを選んでください!

毛筆用の筆と高さ5cmくらいのタッパーを買いました

⑤植物育成ライト ~Hygger 水槽ライト~

ビカクシダの胞子は光発芽のため、胞子から前葉体が育つには光が必要です。

太陽光でもいいですがLEDライトは熱もこもらないこと、天候に左右されない安定した光を与えることからLEDを使用しました。

育成にはHyggerの水槽ライトを使用しました。水槽用ですが、これ本当にオススメです

このライトを推すのは以下のためです。すごいですこのライト。。

  • 板状なので幅広く均一に照射できる
  • 白色に加えて、植物の育成に必要な赤色光と青色光を発色できる
  • 光量の調節と光のモードが選択できる
  • タイマー機能がある
  • 30㎝から72㎝までサイズのラインナップがあり、自分のスペースに合わせれる
  • これだけ多機能なのに、価格が3000円程度と安い

詳しい仕様は下に記事にしてみたので、購入検討している人は参考になるかもしれないです。

電気代の目安ですが、17ワットだとウチであれば月約170円くらいです。

⑥除菌スプレー

培地に雑菌やカビが繁殖しないようにするため、容器や筆はアルコールスプレーで除菌します。


2.手順

①殺菌する

容器と筆、作業台と自分の手をアルコールで殺菌します。

ミズゴケとジフィーセブンは始め乾燥状態ですので吸水させて使用します。その際に熱湯を吸水させて殺菌します

始めは圧縮された乾燥状態です。
熱湯で溶けないバットに入れて吸水させます。

熱湯をかけたら、1時間程度培地が冷えるのを待ちましょう。この間に胞子を乾燥させます。

②胞子を乾燥させる

培地の熱を取っている間に、胞子のうを1時間程度空気にさらして乾燥させましょう。

写真はビカクシダの胞子のうです。胞子と言いましたが、実際は胞子のうと呼ばれる殻のようなものに胞子は包まれています。

一粒がかなり小さいですので、取り扱いには十分気を付けてください。。

胞子のうの中に細かい胞子が入っており、乾燥することで胞子のうが割れて黄色っぽい粉のような胞子が出てきます。

小さすぎてその様子は私には見えませんでしたが、黄色っぽい粉が少し散らばってました。

③培地を容器に入れる

培地が冷えたら、ミズゴケとタッパーに入れて行きます。

培地の量は、胞子200粒に対して、ジフィーセブン30㎜を5つ、ミズゴケ3㎝×10㎝の面積分用意しました。

ミズゴケはそれぞれタッパーに、ジフィーセブンは大きめのタッパーに小物入れで区分けして、種類が混ざらないよう分けました。

複数種育てる方は、油性マジックで容器ごとに種類を書いておきましょう

また胞子培養は培地が乾くとアウトです!

すべての培地は培地が5分の1ほど浸かるように水を入れて管理します。

④筆先で胞子を培地に塗っていく

筆先をきれいな水で濡らし、筆先に胞子を付けて、塗りつけていきます。

イメージとしては、胞子のうと胞子を包装紙ごと筆でこそぎ取るような感じで筆先につけ、培地に胞子をこすりつけるような動作です!

胞子同士が重ならないように表面にまんべんなく、薄く均等に塗り広げます。

塗っていると土などが付くと思いますが、洗うと胞子が落ちるので気にせず塗ってもらって構いません。

同じ筆で別種類を塗る場合は、しっかり洗ってからにしましょう!

たくさん量がある人は筆を使わずまいてもOKです。

⑤タッパーで密閉して暖かく明るい場所で放置

しっかりと蓋をして、明るい日陰やライトの下など明るい場所で保管しましょう。

直射日光に当ててしまうと、タッパー内の温度が高くなりすぎたり、光が強すぎたりするので、
日光よりLEDライトの方が管理しやすいです。

光は白色・赤色・青色の光モードにして、日照時間に合わせて大体12時間照射しました。

温度はビカクシダの育成環境に合わせ、20~25度くらいが適切です。

3.1か月後の結果

2021年8月1日から試験を開始し、3日に1回観察しました。

こちらが変化のあった約一か月後の2021年9月9日ジフィーセブン群の現在の様子。

遠目からだとぱっと見動きはなさそうですが、

ホワイトホークを拡大してみると、めっちゃ前葉体がでてきておりました!!

本当にこの時は嬉しくて一人でガッツポーズをしてました…!

ホワイトホークの拡大図。

こちらはPegasus。こちらもホワイトホークほど多くはないですが前葉体が出てきています。

ペガサスの拡大図

レモイネイは全く音沙汰なしでした。

レモイネイ拡大図。

こちらはプミラです。こちらもホワイトホークほどではないですが、前葉体生えてきています。

ヒリープミラ拡大図

続いてミズゴケ群。タッパーをひとつずつ確認しました。

ミズゴケ拡大

全て確認しましたが、どれも前葉体が生えた様子は確認できませんでした。。

4.まとめ

室温・密閉条件・12時間照射・培地はジフィーセブンを使用すれば、大体一か月くらいで発芽する!

1.発芽成績はジフィーセブンの圧勝

現段階の実験結果より、ビカクシダ胞子培養の培地は、ミズゴケよりもジフィーセブンが適していると私は判断します!

培地はジフィーセブンの圧勝でした!

理由は土の栄養分の組成が要因しているのか、はたまた土の湿度がちょうどいいのか理由は分かりません。

別件ですが、リドレイの前葉体と、前葉体から発生した胞子体もミズゴケからジフィーセブンに移すと成長が一気に加速しました。(下記記事より)

このことからも、ジフィーセブンが培地として優秀であることがうかがえます。

2.前葉体は1か月くらいで発芽する

本実験では胞子をまいて1か月くらいで前葉体が見え始めました。

胞子の鮮度や種類にもよると思いますが、発芽の目安は大体1か月だとこの結果より考えます。

逆に1か月たたなくて全く発芽しない場合は、他の条件や胞子に問題があったと考えられます。

3.発芽しない胞子もある

本実験ではビーチーのレモイネイの胞子のみ発芽しませんでした。

他の胞子が発芽したことから、光や温度培地の条件は整っていたと考えると、胞子に原因があったと考えます。

種子や胞子の発芽率は、鮮度に大きく影響を受けるという知見があるため、今回はレモイネイの鮮度がもしかしたら足りなかったのかもしれません。

胞子は冷蔵保管されて売りに出されているものが多いです。

そしてもちろん胞子も「生き物」ですので、必ず発芽するかどうかはやってみないとわかりません。

気になる方はヤフオクで購入される際に、直近で発芽確認されたかどうか、買う前に確認する方が良いかもしれません。

私はビカクシダ10種類以上の胞子を培養しており、各種まとめています。
もーし興味があれば、各種胞子培養記録も覗いてみて下さい(^^♪


以上になります。

見てくださった方のほんの少しでも役に立てば幸いでございます(^^

胞子培養始めようと考えている方は、ぜひジフィーセブンの使用を検討してみてくださいね!!

決してジフィーのまわし者ではありません。。笑

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 初めましてこんにちは!初めてコウモリランを胞子から育ててみようとあれこれ調べていたところここにたどりつき、とてもわかりやすく解説されていて勉強になっております!タッパーで放置していると書いてありますが密封したまま1ヶ月全く開けないのでしょうか?水は汚くならないのですか?

  • nekeさん!初めましておはようございます!
    ブログを参考にしていただき、うれしい限りでございます(^^♪
    水は私の場合、育成にそこまで影響していなかったのであまり交換していませんが、
    気になるようであれば交換していただいてよいと思います。

    開封に関して、ときどき確認はしていますが頻繁にはあけません。
    小さいうちはあけて、すぐ閉じていますが、そこまで神経質にならなくても大丈夫と思います。

    よろしくお願いいたします!

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