おはようございます!そうすけです!
運営者:そうすけ
愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。
種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
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- ビカクシダを購入したけど、板付け用の板ってどうしたらいいの?
- 板付け用の板って、ホームセンターには売ってないけど、どうするの?
- ビカクシダ板付け用の板を安く、自分の手で作ってみたい!
ビカクシダは板付けして育成するのが基本スタイルですが、板付け用の板はなかなか売っておらず、どうやって手に入れるのか分からない方が多いのではないでしょうか。
結論、多くの方が、自作で作られています。
またこれからいろんなビカクシダを育成したい!と思っている方は、その度に板を購入していると結構な出費になります。
私も初心者の時、当時ネットに情報がなく、見よう見まねで板を作成し、いろいろと失敗してきました。
そこで本記事では、初心者が誰でもできるような、ビカクシダの板付けに使用する板を自作で作るための、一番スタンダードで簡単な方法を解説します。
この記事を読めば、ビカクシダの板を全く作ったことがない初心者でも、板付け板を作れるような手順・方法ががすべてわかります🌱
私が数年間で考えたシンプルな板作りのノウハウや経験をまとめております。
ハードルが高く感じた方も、意外と簡単そう!と思えるはずです!
自作で板付け用の板を作成したい方は参考になるかと思いますので、最後まで読んでみてください😊
一番簡単なのは杉板を買って、吊るす穴をあける方法
結論、最も簡単な板付け方法はカットされている板を購入して、吊るす用の穴をあけるだけです!
私はたくさんのビカクシダを自作した板で、板付けして育成しています。
カットされている板を購入して、穴をあけてつるす、という簡単な板を使用しています。
なぜなら、すべてデザインが整った板をそろえるにはお金と時間がかかるからです。
- コストが圧倒的に安い(買えば数千円/枚、作れば数百円/枚)
- デザインが整った板をつくるのには時間がかかる!
- 杉板は軽くて丈夫で腐食しにくく、長期的に使えてコスパが良い!
- 杉板を焼けば、塗料いらずでカッコよくなる!
私もサラリーマンのため、趣味に掛ける金額は限られています。
そういった方が読者の中でも、同じ立場の方が少なからずいるとと肌間隔ですが感じています。
そういった方や初心者のために、ビカクシダを安く簡単に楽しめるような、板作りの具体的な方法を解説していきます。
板付け用板の作り方の流れ
必要なもの
必要なものは下記4つです。
Step1 板を手に入れる
杉板を手に入れましょう!!
まず板を購入しましょう!これがないと始まりません。
色々な木材がありますが、おすすめは安価で丈夫で軽い杉板がベストです!
目安ですが、厚みは1㎝程度、10㎝×20㎝の大きさの板を用意しましょう。
杉板を手に入れる方法を2種類あります。
- ホームセンターで板材を購入しカットしてもらう方法
- ネットでカット済みの板を購入する方法
個人的には以下の理由よりカットした杉板を購入するのをおすすめします。
- カットしなくていいのですぐ板付けできる
- 車や電車で木材の持ち運びをしなくていい
もし杉板をカットされる場合は、ネットでのカットサービスを使用するのがおすすめです!
楽天ショップのオカモクは評判もよく、DIYをする人にとっては大変お世話になっているネット木材サービスです。
木材の良心的な価格と品質で勝負しているようです。
送料は少し高いですが、カットしてもらって運ぶ手間などを考えると、かなり安いです。
オカモクさんのこの張り紙にいつもキュンと来る。木材の切り口とかいつも丁寧に処理してくれるから、DIY初心者の味方だよなー pic.twitter.com/21iQy7WnzF
— SHIGEL (@SHIGELfactory) April 1, 2017
特に都会の人や、ホームセンターが非常に遠い方は、100%ネットショップをおすすめします。
自分で切るのもいいですが、木くずの掃除が面倒ですし、作業の体力的にも結構大変です。
時短したい人なんかはオカモクのサービスを覗いてみると面白いです😊
Step2 ガスバーナーで板表面を焼く
板を手に入れたら、ガスバーナーで表面を焼きましょう。
杉板を焼くメリットは以下の通りです。
- 木の腐食をふせぐ
- 耐久性が上がる
- 塗装より簡単
- 塗装よりコストが安い
- 木目が出て見た目がかっこよくなる!!
よくガーデニングで使用される木材は表面が焼かれていますが、あれは木の表面を炭化することでコーティングし、上記メリットを得るためです。
そして、塗装をせずとも、ものの数分焼くだけでお手軽に男前な渋い板が出来上がります。
ちなみにガスバーナーはBBQや炙り料理にも使用できますし、持っていても損はないアイテムです。
持ってない場合は買っておきましょう。
Step3 穴をあけて針金を通す
電動ドリルドライバーで穴をあけましょう!
穴をあける場所は、2か所です。
- 針金をつけて壁に引っ掛ける用の穴(必須)
- 根っこの近くに新鮮な空気が入る用の穴(おすすめ)
かける部分は針金を通してかけれるようにしております。アルミ製かビニールのある針金がさびにくいのでおすすめです。
また充電式ドライバーは5000円以上のものが多いですが、SENTOOLのドライバーは3000円ちょっとでしっかりと威力もあるので愛用しています。
安すぎるものは穴開けたり、最後にネジを押し込んで固定する力がありません。
ドライバーをもしまだ持ってないよって方は検討してみて下ださい。
無理やり穴をあけると、こんな感じでぱっくり割れることがあります!
コツは大きすぎる穴をあけないこと、垂直にドリルをあてることです。
Step4 板付けして完成
板が完成したら、ミズゴケにビカクシダを巻いて、テグスでぐるぐる巻きにして固定して完成です!
株の大きさや状態によって板付けを変えるのがおすすめです。
- 貯水葉がある株→テグス
- 貯水葉がないまたは小さい→ラップ
子株に関してはめんどくさいので、水ゴケとハンディラップでぐるぐる巻きにしてます。
- 貯水葉がない子株の貯水葉代わりになる
- 板付け初期の根張りが格段に良くなる
- 乾燥しにくい
- テグスより簡単
テグスで板付けされる際はビカクシダの森さんの動画が非常にわかりやすいので、参考にしてみて下さい。
大きい板へビカクシダを板付けしたい方へ
大きい板にしたい場合は、板を連結してください!
こういった大き目の株を板付けしたいときもあると思います。
そんな時はカット板を2枚連結しましょう。
具体的には2枚の杉板に、鉢底網を1×1材という正方形の小さな木材で挟んで、ネジで留めています。
こういう風にしておくと、あとあと子株が取れやすくなります。
ビカクシダは根の先の一部が子株になるので、後ろにできやすいです。
もし大きな株に挑戦される方は、鉢底網を使った板付けをしてみて下さい!
ネットで板素材を購入するメリット
カットしなくていいのですぐ板付けできる
長い杉板を購入し、カットサービスを使用するのもよいです。
ですがカットサービスがあるホームセンターとないところがあり、結局カット代金は別途かかってきます。
細かい指定が必要ないのであればネットで買うのが良いと思います。
車や電車で木材の持ち運びをしなくていい
カット済みの板を買うと、持ち運び面で非常にラクです。
通常杉板は数メートルの細長い板の状態でホームセンターなどで販売されています。
しかし、そういった公共交通機関で板材を運ぶ行為はかなりハードルが高いです。
例えば私は車を持っていないので、購入して家でカットする場合、長い板材をもってバスに乗ることになります。
ちょっと現実的ではありません。。
カットサービスがあるホームセンターとないところがあり、結局カット代金は別途かかってきます。
そういったリスクを踏まえても、ネットで買った方がお得です。
作るのがめんどうな方のおすすめ板4選
実際に見てみて、作るのが難しい、めんどくさい!!
と思った方は、ネットで板付け用の板を購入しましょう。
私はDIYを推していますが、すべての人がDIYをした方がいいとも思っていません。
手段は問わず、ビカクシダを楽しんでくれたらいいと思っています。
手間いらずで、リーズナブルで使える!と思った板付け用の板を厳選しました。
焼杉板
焼杉板にあらかじめ、フックと通気用の穴が開いているビカクシダ用の板です!
大と小が選べて、値段もリーズナブル。
今後も一株しか育てないのであれば、機材をそろえるよりこれを買ってしまう方が安上がりと思います。
メインは楽天で販売されております。
ハンティングトロフィー
鹿の角が生えるハンティングトロフィーのようでかっこいい!
コルク樹皮
かなり軽くて扱いやすい!自生地のように木に着生してるような雰囲気になります。
どんなお部屋にも相性がよく、サイズも選べるので、カットしなくてもよいです。
フック用の穴が開いていないのだけすぐには使えないですが、コルク樹皮は柔らかいので5分で穴はあけれます。
ドライバーなどの特殊機具を使わなくても穴をあけれるのもおすすめです。
プラスドライバーやアイスピックのような鋭利なものでも、針金用の穴をあけれます
メッシュとウッドフレーム
額縁のようなメッシュとフレームを組み合わせたビカクシダピッタリの板!
通気性のいいメッシュと、自然なウッドフレームでオシャレさと機能性を持ち合わせた板です。
メッシュの板付けはどんなビカクシダの種類でも相性がいいので、これを買っておけば間違いないでしょう。
まとめ:自作板付け板で、ビカクシダをもっと楽しもう!
上記をまとめると、こんな感じです!
- コストが圧倒的に安い(買えば数千円/枚、作れば数百円/枚)
- デザインが整った板をつくるのには時間がかかる!
- 杉板は軽くて丈夫で腐食しにくく、長期的に使えてコスパが良い!
- 杉板を焼けば、塗料いらずでカッコよくなる!
板付け用の板作りはビカクシダを楽しむ中で、一つハードルになってくる部分かもしれません。
ネットで購入することはできるので、私も無理に作る必要はないと思っています!
だけど、やってみると意外と手間はかからず、簡単で安く板が仕上がるし、何より作る作業は楽しいんです!!
- カット板買う
- 表面焼く
- 穴開けて針金通す
- 板付けして完成!
自分が作った板でビカクシダを育てるのは、より愛着がわいて育成が楽しくなります。
興味ある方は、ぜひチャレンジしてみて下さい!
ここまで見て頂き、ありがとうございました😊
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