おはようございます!そうすけです!
Green Neo Soul 管理人:そうすけ(プロフィール・経歴)
愛媛在住のサラリーマン兼植物系ブロガー。ガーデニングアドバイザー資格保有。
種・胞子から植物を育て、賃貸で100株以上の苗育成・販売を行っています。
(Instagram→green_neo_soul、Twitter→@GreenNeoSoul)
- このライトのどんなところがいいの?
- HASUがいいのは分かったけど、本当に育つの?
- 1個1万の高級ライトは買えないけど、品質のいいものがほしい!
- 今使用しているライトから別のライトに変えてみたい!
最近話題の植物育成LEDライト HASU38 Spec9というライトをご存じでしょうか?
アマテラスなどの高級なライトの半額ですが、そのスペックを超えるような性能をもっています。
その質の高さや、有名インフルエンサーの発信もあって、欠品するほど人気です。
本記事では話題の植物育成LEDライト、HASU38 spec9のを使用してみて、私なりのメリット、デメリットをレビュー解説していきます。
結論、非常にオススメです!
特に、部屋で多くの植物を育てている人におすすめしたいライトとなっております。
これを選べば、植物を室内で育てる上で困ることはない商品と言えるでしょう。
植物育成ライト選びで失敗したくない方は、情報収集に参考になる記事かと思いますのでぜひ最後まで見て頂けると幸いです!
目的
質のいいライト選びに貢献し、植物育成をより楽しんでもらいたいため!

ここ数年で植物育成ライトはすごくラインナップが増えました!
恐らく、コロナ禍で屋内で植物を育てる人が増えた影響でしょう!
その反面、その性能もピンキリです。
何がいいライトなのか、実際どうなのか使ってみないとわからないことが多いです。
HASU38 spec9は高級ライトを超えるほど非常に質の良いライトで、植物育成が私も楽しくなりました。
結論
ビカクシダや多肉植物と非常に相性がよく、非常におすすめの商品!

結論、LEDライト HASU 38 spec 9は非常に優秀で使い勝手がよいです!
- 高級ライトを凌駕するスペック
- 広範囲の照射が可能
- 本体重量が軽いので垂れ下がりにくい
- 綺麗な形に育てるのに最適な白色(寒色系)である
- 寿命が長い構造なので経済的
どんな人・植物に向いている?
- 質にこだわって綺麗に育てたい!
- ある程度貯金があって趣味に避ける余裕がある!
- いいものを数個集めて、長く使う方がコスパがいい!
- 多肉植物やビカクシダなどにさまざまな植物に向いている!
HASU 38 spec 9は、一般的な観葉植物はもちろんのこと、ピザールプランツにも相性がいいです。
特に広い照射範囲が必要になってくるビカクシダ、
または強光が必要なパキポディウム・アガベなどの多肉植物に相性がいいと思っています。
一点集中と広範囲照射の2段階の照射範囲の切り替えができるのが、
植物を選ばずに使用できる点だと思います。
HASU 38 spec 9はコスパが良くて汎用性も高く、非常に使いやすいライトです!
私はビカクシダ使用していますが、室に内育成かなり適しております。
下記より、スペックと使用してみてのメリットデメリットを解説していきます。
メリット
高級ライトを凌駕するスペック
ライトとしてのスペックがめちゃくちゃ高い!
照度(ルクス)・PPFD値(光合成の指標)ともに高級ライトを超えています。

商品購入時のスペックデータをを比較してまとめてみました。
(私の実測値ではありません)
スペック | HASU 38 spec 9 | アマテラス (公式HPより) | 格安ライトA |
---|---|---|---|
価格(一個当たり) | 7835円 | 12600円 | 約3000円 |
ワット数 | 22W | 20W | 18W |
重量 | 285g | 350g | 300g |
寿命 | 40000時間(約4.6年) | 30000時間(約3.5年) | 不明 |
照度(lux):光源から40㎝ | 76300lux | 18050lux | 5520lux |
PPFD値:光源から40㎝ | 1224(リフレクターなし:946) | 406 | 74 |
- 価格
- 重量
- 寿命
- 照度
- PPFD値
上記の内容でAMATERASよりスペックが高いことがわかります。
特に照度とPPFD値は目を見張るものがあります。
データからHASU 38 spec 9がかなりハイスペックなライトであることがわかります!
高級ライトと比べてコスパがいいということになります。
格安LEDでは明るさこそは明るいものの、PPFD値は高くありません。
つまり、出せない太陽光に近い光を科学的に出せているということです!
広範囲の照射が可能
照射範囲が広く、かつ質のいい光を植物に届けることができる!
本品はリフレクターというパーツを取り外して、
照射範囲を2段階調整することが可能です。


また写真のように一灯でかなり照射範囲が広く取れます。
私のビカクシダウォールの横幅が約100㎝ですが、
一灯で約3分の2(6~70cmくらい)に光が届いています。


多肉など強光でしっかり育てたい方はリフレクターありを、
ビカクシダなど幅広く複数種育てたい方はリフレクターなしで
使用することをおすすめします。
本体重量が軽いので垂れ下がりにくい
E26口金の育成ライトでトップレベルに軽く、スタンドで角度がつけやすい!
植物育成ライトは非常に重いので、スタンドやソケットで角度をつけた際、
垂れ下がりが起こりやすいです。
なので私は下記のようなネジ付きのダクトレールを推奨しています。
しかし、本品はメーカーが垂れ下がりに対応して商品設計しておりかなり軽いです!
どれくらい軽いかというと、よくあるライトが320~350gなのに対し、
HASU 38 spec 9は約280g、リフレクターをのけると228gと非常に軽いです!!
なのでビカクウォールなどで上部にライトをつける際の転倒対策にもなりますし、
下記のようなねじなしタイプのダクトレールやスタンドとも相性がいいです。
綺麗な形に育てるのに最適な白色(寒色系)である
青白系統の光がでます!綺麗に育てたい人向き!


光には色があり、いろいろな色が混ざると白色になります。
植物は青と赤の光を吸収し、緑は反射します。
しかしすべて光合成に使用しないわけではありません。
なので白色が一番太陽に近く植物の育成に良いと言われています。
公式HPのスペクトルを確認すると、
植物に必要な赤色と青色の光がしっかりと出ており、特に青色が強めです。
赤色光(660nm): 光合成に一番重要な光で、「生育に必要な光は赤」
SHOWA DENKO:グリーンニュースNo1より(https://www.sdk.co.jp/products/49/13496/13495/14861/15874.html)
青色光(450nm): 形態形成に一番重要な光で、「形を整えるのに必要な光は青」
植物育成ライトと言えば有名な生産者や有名なメーカーでも
青白系の光を使用しているので、青白系統の方が実績はあると言えるでしょう。
ただ個人的には屋内で使用すると暖色系の方が落ち着きますし、
ビカクシダ達も問題なく育成しているのでどちらも好きです😊
寿命が長い構造なので経済的
40000時間使えてパーツ交換もできるので経済的!
(一度買えば計算上8~10年持つ)
本品は寿命が40000時間と他のLEDライトと比較して長いです。
一日10時間照射とすると、計算上10年もつことになります。
スペック | HASU 38 spec 9 (公式HPより) | ライトA |
---|---|---|
寿命 | 40000時間(約4.6年) | 30000時間(約3.5年) |
また本品はLEDが切れてもパーツ交換できるのでさらに経済的です。
(公式HPで販売してます)
データだけみたザックリした感想はみると、
ライトの中では若干お高め、E26口金ですが軽量、
照度・PPFD値はめちゃめちゃ優秀という印象です。
気になった点
LEDが一点型なので照射範囲が多点型ものより狭い
LEDのタイプでCOB式というものとSMD式というものがあります。
本当にざっくりいうとCOB式は一点型(単価が高い)で、SMD式は多点型(単価が安い)です。

COBの回路は価格の安いSMDでは実現しえない明るさの実現が可能ですので、
光のスペックはおのずと高くなります。
しかし光源がライトの中心にある以上、若干ですが照射範囲が狭くなります。


本品の照射範囲は正直全然申し分ない程度なのですが、もともと格安LEDを使用していた人は
照射範囲が想定したよりも狭かった、という印象を受けるかもしれません。
参考程度に写真を載せておきます。
私の家ではほんの少し照射範囲が狭くなったものの
そこまで影響はありませんでした。
値段が若干高め
一灯約7800円します!高級ライトより安いですが若干お高めです。
HASU 38 spec9 | AMATERAS | SINJAlight | MORSEN | Nothers | |
---|---|---|---|---|---|
価格(一個当たり) | 7835円 | 12300円 | 2650円 | 2980円 | 2250円 |
上記で散々語ってきたように質は非常にいいライトです。
ビカクシダに問わず、屋内で植物を育成する方々すべてにおすすめしたいです。
ただ事実として下記のようなSINJIAライトやMORSANライトのような
格安のライトであれば数個買える価格です。
上記のような格安ライトでも十分に実は育ちます。
私は数年格安ライトを愛用しており、ビカクシダを育てています。

なので下記のような方は購入を検討されるとよいと思います😊
- とにかく質にこだわって綺麗に育てたい!
- ある程度貯金があって趣味に避ける余裕がある!
- いいものを数個集めて、長く使う方がコスパがいい!
また同じメーカーHARUデザインで本ライトと同等の照射スペックを持ち、
植物育成ライトで比較的リーズナブルなLIGHT STAFFもおすすめです。
記事にもまとめているので、興味のある方は覗いてみて下さい😊

人気でよく欠品する
Amazonおすすめでよく欠品している!
本品は人気な商品のようで、よく在庫がありませんと表示されます。
Amazonでのレビューも高く、欠品になっていることを何度か見かけました。
まとめ
- 高級ライトを凌駕するほど光の質が良く、コスパもよい!
- 十分に広範囲の照射範囲が可能!
- 重量が軽いので、どんなスタンドやソケットでも角度をつけやすい!
- 白色(寒色)の光で綺麗に育てることができる!
- 寿命が長い!(10年くらい持つ)
- 格安ライトなどのSDM式に比べ照射範囲が少し狭い!
- 価格が若干高い!
- 人気で欠品する!
実際にビカクシダに使用してみていますが、大変いいライトです!
買えて数か月ですが、確かに格安ライトより成長の早さを感じています。
現在HASUをAmazonで購入すると、定価7850円のところ、2500円引きの価格で販売されています!
在庫切れになることもあるので、商品ページを見て確認してみて下さい!
注意点
ソケットはカバーがついていないものを使用することを推奨します。
本品は照射範囲を広げる際、リフレクターを取り外して使用します。
リフレクターを外すと、板が並んだような構造のすきまから横方向へと光が分散する構造です。
(下記を見るとわかりやすいと思います)


なので構造上、カバーがついているソケットを使用すると、
分散した光の進行をさえぎることになってしまいます。
よりこの機能を生かして光を分散させたい場合は、
下記のようなカバーがついていないソケットを使用することを推奨します。
実際上記のソケットを使用していますが、問題なく使用できています。
レビューにかかれるほど角度調整部分がかなり固いですが、
それが重い植物育成ライトに対しては逆に都合がいいです。
追記:ライト比較記事書きました!
HASUライトの比較記事を書きました!
購入を迷っている方は、こちらも参考にしていただければ幸いです。

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