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おはようございます!GreenNeoSoulのそうすけです!
ビカクシダ胞子培養とコーデクス実生メインに育成ブログやってます(^^♪
(Instagram→green_neo_soul、Twitter→@GreenNeoSoul)
人気のコーデックス、パキポディウムですが、いろいろな種類が本当にあります。
その中でもサキュレンタム(天馬空)という品種をご存じですか?
本記事ではパキポディウム サキュレンタム(Pachypodium succulentum)の実生・育て方・栽培記録を記事にしていきます。
こんな方は参考になる記事になる記事になっています(^^♪
実生は2021年8月3日より開始しています。
南アフリカ原産のパキポディウム!形状は寒さに強い!
パキポディウム サキュレンタムは南アフリカ出身のコーデックスです。
パキポディウムという名前であるが、グラキリスなどは形状が少し異なり、
塊根部分から下から上に向かって徐々に細くなり、
長い一本枝が真上に伸びていくような伸び方をしています。
剪定すると塊根部分が太くなるそうで、
皆さん大きくなったら選定して管理していますね。
かなり似た種類にパキポディウムピスピノーサムという種がいますが、
木肌がサキュレンタムのほうが黄色っぽい色になるそうです。
また自生地である南アフリカのケープ州で冬季(5℃付近)でも自生して越冬してますので、
寒さに強い、珍しいコーデックスでもあります。
緯度的にも日本に似ていますね!
場所によりますが、冬も外で育成できる品種と考えると、
部屋に入れなくてもよくて、場所も取らないし、
長く付き合いやすい植物だと思います。
種から育てることは、現地の乱獲を防ぐことにもつながりますよね(^^♪
また育ったら、ブログ・SNSを見て下さっている皆さんにプレゼントしたいと思っています。
春・夏・秋の管理
冬の管理
Seed Stockから種子を購入しました。とても信頼できる業者です。
ちなみに一粒72円でした(2021年8月時点:3800円 50粒)。
いつも規定量より多く入れてくださったり、
モニター種子で購入していない種子もおまけでつけてくれたりします。
初めての実生だったため発芽率が悪くなることを考慮し50粒購入したのですが、
先方さんが誤ってか、100粒届いておりました。笑
サキュレンタムは南アメリカ出身のコーデックスです。
同じパキポディウムでも、グラキリスなどのマダガスカル出身の種類と
種の形状が異なることが各地ペストの比較で分かります。
ベンレート2000倍希釈とメネデール1000倍希釈液を作り、一晩種子をつけておきます。
浸漬一日後、すでに種から芽がでていて、かなり元気な種子であることがうかがえます。
実生の始め方については、これさえ見とけばできるようにやり方をまとめましたので、
方法に興味がある方、実生を始めてみたい方は下記記事を覗いてみてください。
多肉用の土と上にバーミキュライトをふりかけ、種植えトレイに等間隔に置いていきました。
そして植物育成ライトの直下で12時間くらい照射しています。
根を張って立ち上がり、本葉を広げ始めました。
かなり発芽率がよく、4日目なのに9割くらいが発芽しています。
パキポディウムの中で一番成長が早く、発芽率が高いです!
発芽できずにカビに侵されたものも残念ながらいます。
カビは本当に広がるのが早いので、直ちに見つけては除去する作業をしていきました。
茎部分が大きくなり、ぷっくりしてきました。
少しですが、塊根らしくなった気がしています。
2週間たっていないのに、次の葉を展開しようとしていて成長がとても速いです。
暑さが和らいできたので、寒さがくるまでベランダに置くことにしました。
他のパキポディウムは幹が茶色に木化していくのですが、
サキュレンタムは幹部分が赤く変化していきます。
12月から屋内で管理を始めましたが、温室にもかかわらず落葉し始めました。
原因がわからなかったため、根腐れかと思い急いで抜き苗をして確認しましたが、
根は腐っていませんでした。(半年でこんなに根が伸びていた。)
しかし、この植え替えた分は根を痛めてしまったのか、
半分くらいは身が柔らかくなって枯れてしまいました。。
急いで、500倍希釈のベンレートを噴霧し、病気の進行は落ち着いたものの、
ほとんどの株の葉が黒ずみ、落葉していきました。
腰水をやめ、小型扇風機を導入し、風を常に当て続ける環境に切り替えました。
これで何とか病気の拡散は収まりました。
3月からベランダで管理を始め、春のタイミングで植え替えを行いました。
種植えトレイがギチギチで、正直成長はとまっており、水はけも悪かったです。
植え替えを行っていきますが数が50株以上が大量なので、
成長の早い個体は鉢、そのほかは種植えトレイに植え替えました。
結構個体差はあるものの、8か月で塊根部分が1㎝程度になる個体も現れてきました。
おすすめの鉢はサイズ感と一鉢当たりの価格が一番マッチしている
grasslandのTB25(68個セット)がおすすめです!
2.5号は実生に適したサイズであり、少なすぎず多すぎずの容積があります。
そして黒色の鉢なので光をあつめるので、植え替え後の発根作用も高まります。
緑の葉っぱが出てきて休眠から覚めてきました。
小さい株に関しては先端を剪定してどうなるのか、お試しで切ってみました。
剪定したら、塊根部分が大きくなった!
7月に剪定した苗ですが、新たな芽が出てきました。
そして狙い通り、塊根部が太くなってきました!
こちらは一番大きな実生株サキュレンタム。
剪定して太くなることが分かったので来年は剪定します。
やっとお店で販売しているサイズになってきましたね。
植え替えや土は同じですが、株の大きさに個体差が見られ始めています。
結論、サキュレンタムの塊根部分を早く育てたい方は、実生だと大きくなるまで1年半~2年かかるので、
塊根部分を大きくして楽しみたい方は子株を購入するのがいいかもれませんね。
氷点下近くになっても、葉っぱを落とさず元気です!
ずっと屋外で管理していますが、氷点下近くでも耐えてくれています。
さすがに葉っぱはしんなりしてきましたが、落葉せず緑のままです。
以上になります。
サキュレンタムは結構小さくてもすぐにぷくぷくになって
コーデックスらしさがでるかわいい品種です。
順次更新していきますので、よろしくお願いいたします(^^♪
ここまで見ていただき、ありがとうごさいました!!
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