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こんばんは!そうすけです!
リドレイの胞子培養について、120日からの育成中に大きな変化がありましたので、記録しようと思います。
以下のような方は、本記事の成功や失敗をぜひ参考にしてみてください。
0日から120日の記録はこちらです。基礎的な生活史と育成初期について記録・考察しています。
結論から述べますと、
胞子体の培地をミズゴケからジフィセブンに移し替えると圧倒的な成長が見られました!
前葉体・胞子体購入から120日まではミズゴケで育成していました。
↓過去記事
指先のものが購入時のサイズのもので、120日後に増えた胞子体を離して植えました。
胞子体が大きく成長するというよりかは、購入から120日経過後、同じサイズの胞子体がちらほら現れる増え方でした。
そのため前葉体から胞子葉が出ても、すごく成長・増殖がゆ~くりな印象を持っていました。
しかし120日以降、培地をジフィーセブンに変更したことで倍以上の成長速度で胞子体が増殖し始めたのです。
先にジフィーセブンの使用してみてのメリットとデメリットを記載します。
メリット
下記の育成実績より確認しましたが、生育が圧倒的に早いことです。
また1つの培地に対して1つの胞子体をいれるため近接しておらず、もし病気になった際もうつりにくく、リスク分散になると考えます。
デメリット
胞子体が圧倒的に成長することから、植物の成長を促す要素が強い培地です。肥料も入っています。
そのためか、他の植物、特にアオコ(藍藻類)が発生しやすいです。藍藻が発生すると葉や茎に覆いかぶさってしまい、成長を阻害します。
この深緑のドロドロがアオコです。私も今回発生させてしまったため、培地を交換したり対応しました。。
また筒状なため、衝撃で傾きやすく、コテッと倒れがちです。
タッパーに敷き詰めたり、そっと扱えば問題ありません。
別のビカクシダ胞子を購入し、胞子培養を行った際、ふやかしたジフィーセブンがたまたま1つ余ってしまいました。
捨てるのがもったいないので、リドレイの胞子培養を行っているタッパーに入れて、小さな前葉体をのせてみたんです。
2週間後…
前葉体が何倍にも増殖しておりました!右横には自家受精して黄緑の胞子体も生えかかっております!
これまでと比較してものすごい速度から、前回選抜した胞子体もジフィーセブンの方が成長が早くなるのでは?
と思い、思い切ってミズゴケ培養からジフィーセブンへ切り替えることにしました。
使用ライトは下記記事で解説しております。
120日に、あまりにも他の植物が育っていたので、胞子体を選抜し、ミズゴケに移しました。
20日後、全く成長していませんでした!一部は葉っぱが枯れてきています。
水と光は十分なはずなのになぜでしょうか。
この日にジフィーセブンに一部の胞子体を植え替えました。
アオコを発生させてしましました。。しかし大きな進歩も見られています!
1週間で葉っぱが2枚から3枚に増えておりました!
しかも枯れかけて黄色っぽかったものがしっかりとした緑色になりました。
すべて新しい葉がでてきており、成長点は確実に出てきていました。
アオコ被害がひどくなさそうな株を、新しいタッパーと新しい培地に移動します。
植え替える前に水で胞子体を洗い、できるだけアオコを落としました。
急激に胞子体から新たな葉が何枚も展開し、サイズが大きくなってきています!
しかし一旦除去したはずのアオコが再度生え始めました。
その部分だけ培地ごとハサミでカットさて除去し、そのまま培養を続けました。
直径1cm程度の葉を展開して、目に見える速度で成長しております!
ただ除去したアオコもまた生え始めています!しぶとい!
小株と呼ばれるサイズになるまでどれくらいかかるのか、はたまたどれくらい生き残れるのでしょうか…
ちなみに同じ条件にてミズゴケで育てたもの(170日)はこちらです。
最大でも株全体で1cm満たないサイズで、購入時とあまりサイズが変わりません。なお、アオコは全く生えていないです。
リドレイの胞子体は培地をジフィーセブンにしてから、1か月程度で直径2~3㎝の株になり、圧倒的な成長を見せました。
対してミズゴケは、ゆっくりと胞子体の数は増えていくものの、ほとんど成長が見られません。
胞子から前葉体発芽でも成績が良かったように、胞子体の成長でも好成績でした。
ミズゴケで胞子培養に成功されている方もいるので一概には言えませんが、
ジフィーセブンは、ビカクシダの胞子培養に適した培地であることは間違いないといえるでしょう。
ジフィーセブンのデメリットとして、植物の成長に必要な条件が整っているためか、非常にアオコが生えやすいです。小さな胞子体は飲み込まれてしまったものもありました。
逆にミズゴケはアオコが繁茂しにくいです。
そのため、ミズゴケで板付できるようなサイズに安定するまでは、培地を変えることやアオコの物理的な除去など、こまめなメンテナンスが必要になってくると考えます。
以上の結果から、あくまで私の個人的な見解ですが、たくさんの子株が早くほしい方は、
すでに胞子体がでている胞子培養の前葉体をフリマなどで購入し、
ジフィーセブンに植えて、暖かいところでガンガン光を当てて大きくするのが最短ルートかと思います。
ビカクシダ胞子培養をされている方は、前葉体・胞子体の購入も視野に入れてみてください!
今回の記事は以上になります。
子株と呼べるサイズ(直径5~6cm?)まではまだまだ時間がかかりそうですが、模索しながら育成を続けて、記録を残していきます。
子株を里子へ出して、ビカクシダの魅力を広めれる日も遠くないかもしれません!
胞子培養って試行錯誤が楽しくて、ロマンがある園芸だとやってみて思います!
この記事が見てくれ方のほんの少しでも役に立てば幸いです(^^
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