おはようございます!そうすけです!
運営者:そうすけ
愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。
種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
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- アガベを買ったけど、屋内で育てたい!
- 寒くなったらアガベを屋内に入れるためライト購入を検討している
- 植物育成ライトが高くて買えない!
植物育成ライトで使ってみないとわからないし、何がおすすかがわからない!
しかもライトって結構高いし、本当に効果があるのか心配。。。
最近植物ライトは通販サイトでいろいろなものが出回っており、正直選ぶのが難しいです。
そこで本記事では、アガベの室内育成におすすめの植物育成ライトを5つ解説していきます。
- アガベにおすすめの植物育成ライトがわかる!
- なぜおすすめなのか、根拠をもった理由がわかる!
- 育成ライトのメリット、デメリットがわかる!
この記事ではこれを買えば失敗しない!と考えたアガベおすすめライトを選んでいます。
ライト選びの一意見として参考にしていただけると幸いでございます!
- HASU Spec9→コスパ最強
- TSUKUYOMI→総合的満足度1位
- LIGHT STAFF→多機能で価格低め
アガベに適したライトを選ぶポイント
アガベは、砂漠や乾燥地帯に生息する植物で、日光を十分に受けることが重要です。
前提として、太陽光に勝るものはありません。
しかし、ライトも太陽光にはないメリットがたくさんあります。
- 部屋でも大好きな植物を眺めることができるから
- 屋外は日光が不安定だから
- 徒長させずきれいに育てることができるから
室内での栽培や日照不足の場所での育成を考える場合、適切な育成ライトの選び方が求められます。
以下の3つのポイントを参考に、アガベの健康な成長をサポートするライトを選びましょう。
照度・PPFD値
カンタンに言えば、
照度は、ライト自身の光の総量、
PPFDは、植物が成長するために必要な光の量です。
カンタンに言えば、PPFDは植物が成長するために必要な光の強さを数値化したものです。
数字が高いほど、光合成ができる光が多いイメージです。
アガベは高い光量を好むため、PPFD値が高いライトを選ぶことが推奨されます。
一般的に多肉植物では、照度は15000ルクス、PPFD値は300以上の光が最低でも当たることが好ましいとされています。
価格
育成ライトの価格は、品質や機能によって大きく異なります。
予算に合わせて適切なライトを選ぶことが重要ですが、安価なライトでもアガベの成長に適しているものもあります。
一つの目安として、一灯6000円以上すると高級ラインになってくると考えています。
特に複数育てている人はライトも複数必要になってきます。
1灯あたりのコスパの良い買い物をしたいです…!
生活空間に適した光の色
室内で使用する場合、人の目にも優しい色合いのものを選ぶことが重要です。
育成ライトは、植物の成長をサポートするためのものです。
ですが室内では、人間の快適な生活のことも考慮にいれないといけません。
特に、リビングや寝室などの生活空間で使用する場合です。
ピンク色の育成ライトが生活にあるのはしんどい。。
自然な色合いのライトや、目に優しい色温度のものを選ぶことがポイントです。
アガベにおすすめライト5選
- 5000円代以下のライト
(コスパ良く育てたい人向け) - 6000円代以上のライト
(余裕がある人向け)
解説に使用した数値はメーカーが出している数値や、照度計で測定した数値となります。
あくまで私の検証・検討で、まったく同じ結果が得られるとは限りません。
参考程度と思って見て頂けるとうれしいです。
商品 | 総合評価 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
HASU Spec9 | 7835円 (5600円) | スペックが業界で一番高い 照射範囲も調節可能 光が強く白飛びする | |
LIGHT STAFF | 4670円 | 照射範囲の細かい調整ができる 光スペックはトップクラス 照射範囲が狭い | |
SINJIA Light | 3299円 | まとめ買いで1個2000円代と安い 照射範囲が広い 光量が他と比べて劣る | |
TSUKUYOMI | 14300円 | 多肉植物に十分なPPFD 植物が一番きれいに見える 生活空間と光色の相性が良い 価格が高い | |
HELIOS | 7480円 | 栽培実績もありスペックも十分 小型で扱いやすい 価格が高い 在庫切れが多い |
HASU 38 spec 9
- 価格の割に高級ライトを超えるスペック
広範囲の照射が可能
重量が軽いの垂れ下がりにくい
光が強くて写真で白飛びする
広範囲になると光が弱くなる
アクアリウムの会社、Haru Designから発売されているHASU Spec9です。
ライトとしてのスペックが高く、照度・PPFD値ともに高級ライトを超えています。
スペック | HASU 38 spec 9 | アマテラス (公式HPより) |
---|---|---|
価格(一個当たり) | 7835円 (Amazonだと約5600円) | 14000円 |
ワット数 | 22W | 20W |
重量 | 285g | 350g |
寿命 | 40000時間(約4.6年) | 30000時間(約3.5年) |
照度(lux):光源から40㎝ | 76300lux | 18050lux |
PPFD値:光源から40㎝ | 1224(リフレクターなし:946) | 406 |
この価格で高級ライトを超えてくるのはすごい。。
気になったところとすれば、光は青白くて強めです。
カメラで撮った時のみ、植物が白飛びして見えたり、フリッカーが出やすいことがあります。
植物を写真・動画撮影でも使用されたりする場合は、TSUKUYOMIなどの方が相性がよさそうです。
コスパ重視、機能重視の方におすすめ!
下記記事ではビカクシダの育成にも使用してます。参考にしてみてください。
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Light Staff VA
- 調節レンズで手軽に照射範囲の調整が可能
多肉植物に十分なスペック
比較的リーズナブルな価格
照射範囲が狭く複数育成にはものたりない
青白くて白飛びする
アクアリウムの会社、HaruDesignから発売されている植物育成ライトです。
本ライトもスペックが高く、照度・PPFD値ともに高級ライトを超えています。
スペック | LIGHT STAFF VA | アマテラス (公式HPより) |
---|---|---|
価格(一個当たり) | 5760円 | 14500円 |
ワット数 | 20W | 20W |
重量 | 334g | 350g |
寿命 | 40000時間 (約4.6年) | 30000時間 (約3.5年) |
照度(lux):光源から40㎝ | 39897lux | 18050lux |
PPFD値:光源から40㎝ | 678 | 406 |
LightStaffの特徴は、リングを回すだけで照射範囲を簡単に変えれることです。
通常のライトだと照射範囲を変えるのにレンズ交換作業をしないといけないです。
しかし、LightStaffはノズルを回すだけで絞ったり広くしたりできます。
Amazonのレビューでもこの機能は大絶賛されてます!
実際に私も使ってみましたが、複数株に当てたいとき、広くしたときの照射範囲でも少し狭く感じました。
しかし植物のサイズに合わせて無駄なく照射できるのは非常に便利で使いやすいです!
スペックも高く照射範囲の微調整可能!株を少ししか持ってない人にはぴったり!
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SINJIAlight
- まとめ買いすると、2000円代と安い
広範囲の照射が可能
生活を邪魔しない暖色
長期的に光が強く白飛びする
PPFD値は表示されておらず、使用感としては他ライトよりスペックは劣る感じです。
ただ照度としては30000ルクス程度あり、多肉植物が光合成するには十分な光を出していると言えます。
アガベ・パキポ冬越しの時に使用しましたが、特に徒長もなく育成させることができました。
暖色系の光で照射範囲も一灯に対して広く、複数の植物を育てている方にお勧めのライトです。
アガベの冬越しのみなど、ときどき使うだけのひとにおすすめ!
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TSUKUYOMI
- 多肉植物に十分な照度・PPFD値
暖色で生活空間と相性がいい
白飛びせず、植物がライトの中で一番美しく見える
価格が高い
BARRELから発売されているTSUKUYOMIです。
高級ライト、Amaterasの後継機となります
アガベの室内育成によく使用されており、実績も高いです。
私も実生株に使ってます。
スペック | TSUKUYIMI | アマテラス (公式HPより) |
---|---|---|
価格(一個当たり) | 14500円 (楽天だと約12500円) | 14500円 |
ワット数 | 20W | 20W |
寿命 | 20000時間(約2.5年) | 30000時間(約3.5年) |
色見 | 暖色 | 寒色 |
照度(lux):光源から40㎝ | 21690lux | 18050lux |
PPFD値:光源から40㎝ | 507 | 406 |
多肉植物に必要なPPFD値は300以上といわれるので、十分マッチしています!
TSUKUYOMIの一番の特徴はスペックをたもちながらの鑑賞性です。
ふんわりとした光を植物にあてることができます。生活空間との相性もばっちりです。
カラーも暖色で、撮影でも白飛びせず、人間の生活空間にもマッチする光となっています。
また消費電力にもこだわっており、必要以上の照射をしないような設計になっているようです。
もっと知りたい方は詳しい解説記事を参考にしてみて下さい😊
スペックに加えて、インテリア性や写真映え、リビングで育成したい方におすすめ。
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Helios Green
- 栽培実績もありスペックも十分
小型で扱いやすい
比較的安価
電気代が高い
まぶしいかも
照射角が60℃と狭め
常盤植物園から発売されているHeliosライトです。
植物育成ライトの先駆けともあり、実績もあって人気の商品です。
スペック | Helios Green | アマテラス (公式HPより) |
---|---|---|
価格(一個当たり) | 7480円 | 14500円 |
ワット数 | 24W | 20W |
寿命 | 30000時間(約3.5年) | 30000時間(約3.5年) |
色見 | 寒色 | 寒色 |
照度(lux):光源から40㎝ | 38000lux | 18050lux |
PPFD値:光源から40㎝ | 1059 | 406 |
多肉植物に必要なPPFD値は300以上といわれるので、十分マッチしています!
アガベを室内で育てるには十分なスペックがあります
HELIOSライトの特徴はライトのスペックと実績です。
農業用照明専門メーカーの技術で開発されており、植物店でも室内育成に利用されています。
ただ照射範囲が60℃と狭く、電気使用量が24Wと他のライトと比べると少し高め。
アガベ育成に置いて、信頼と実績を重視して育てたい方におすすめ!
注意点:ソケット選びは慎重に
植物育成ライトは日常生活で使用するライトより重いです。
通常の電気スタンドやソケットは考慮して作られていないので、重くて角度調整ができない場合があります。
過去に私も適当にソケットを購入して見事失敗しました。。
いろいろ使用してきましたが、ダクトレールのソケットで使用する場合、xydledというソケットをおすすめします。
角度調整が固いのでおすすめ!
またテーブルで使用したいかたにはこちらのtledtechのアームライトもおすすめ。
電球近くにカバーがあるので、日常生活でもまぶしくない!
- 取り外し可能なカバーがある
- 角度が強力に固定できる
メーカー的には熱がこもるので非推奨ではあるのですが、生活にはマッチします。
もし気になる方は、カバーを外しても利用できます。
植物育成ライト用のソケットやスタンドについておすすめ品をまとめました!
もし興味があれば覗いてみて下さい!
アガベのライトを使用するときの不安を解消
アガベを室内で育成したときの電気代は?
2023年8月時点の平均的な価格の1kWhあたりの電気代を31円として計算しました。
20W×12時間照射×30日=223円です。
お菓子1つ分くらいなので、個人的には許容範囲内です!
アガベにライトって結局必要なの?
結論、遅かれ早かれ必要です!
- 窓際だと光が足りない
- 真夏は葉焼けするから
- 冬は室内に取り込むから
- 梅雨は日光が不安定だから
- 部屋でも大好きな植物を眺めることができるから
窓際に置いている人もいますが、アガベにとっては光が足りず、綺麗に育たない可能性が高いです。
アガベを外で育てている方も、日光や気温が理由で季節によってはどうしても取り込まないといけないときがあります。
アガベは鑑賞するために植物なので、
ライトを使って室内で育てるのが
植物にとっても育成者にとってもメリットかと思います!
室内でアガベを眺めれるのは最高です。
迷ったらどれを買う?
結論、以下の順でオススメです!
- HASU Spec9
- TSUKUYOMI
- LIGHT STAFF
コスパを考えるとHASU、
総合的な満足度はTSUKUYOMI、
コストを抑えたい人はLightStaffをおすすめします!
植物育成ライトはアガベの数に合わせて、複数必要になることが多いです。
なので価格とスペックが両立したHASUを一位にしました。
TSUKUYOMIは高めですが、生活空間と植物育成のバランスが1番よいので2位。
LightStaffは照射範囲狭いですが、価格が安めで照射範囲の調整機能が便利なので3位にしました。
どれを選んでも、失敗した~といったことにはならないです。
経験上、冬前はAmazon・楽天でも結構在庫がなくなりがちです。
プライムデー、サイバーマンデーなど安いときに買っておくのが一番賢いです!
まとめ
ざっくりまとめると以下の通りです。
- HASU Spec9→コスパ最強
- TSUKUYOMI→総合的満足度1位
- LIGHT STAFF→多機能で価格低め
ここまでみていただきありがとうございました!
アガベの室内実生の方法もまとめておりますので良かったら参考にしてみて下さい😊
HASU
TSUKUYOMI
LightStaff
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