コロナリウム (P. coronarium thin frond)の幼苗からの育成(2021.6~更新中)

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コロナリウム シンフロンド 育成 coronariumthin frond

おはようございます!そうすけです!

ビカクシダの中でも大型になるコロナリウムを育成したことはありますか?非常に美しい種ですが、大型種のため育成を迷っている方もいるかもしれません。

本記事ではコロナリウムのシンフロンド(Platycerium.coronarium thin frond)の苗からの育成記事になります。

  • コロナリウムシンフロンドについて知りたい!
  • 大型種の成長速度を見てみたい!

このような方は読んでくださると幸いです(^^ 

目次

1.コロナリウム シン フロンド(Platycerium. coronarium thin frond)とは

コロナリウムは東南アジアに生息する大型のビカクシダです。「Corona」とはラテン語で王冠ですが、その名の通り王冠のように立ち上がる切れ込みの入った貯水葉が特徴の品種です。

胞子葉はいくつも分岐を重ねながら垂れるように伸びていくのが特徴です。コロナリウムにも「ドワーフ」、「フィリピネス」、「チャンタブリ」といった品種がありますが、その中でも「シンフロンド」という品種は他の種と比べて細い胞子葉がでる品種です。

2.成長記録

育成条件

購入時の過去記事です。育成条件はこちらにまとめております。

成長したコロナリウムの成長点

成長点が茶色いから死にそうなのでは?と思っていましたが、どうやらコロナリウムは成長点の周りに茶色い皮が多いようです。成長した他の株と比べても茶色いですので、過去記事の腐っていると勘違いしていたのが恥ずかしいです。

1.購入(2021.5.~2021.6)

購入時(2021.5.26)
1か月(2021.6.20) 成長点が動く

ビカクシダの森さんから手のひらサイズの子株を3000円で購入しました。初めの3週間くらいは全く成長点の動きがありませんでした。成長点も茶色かったので枯れたのかと思っていましたが、もらった肥料を差してみるとすぐに成長点が動き始めました。肥料ってすごい。

2.成長(2021.7~)

3か月(2021.7)

肥料を与え始めてからの成長は早かったです。展開した貯水葉は前の葉より1.5倍くらいの大きさで覆い隠すような葉がどんどん展開していきました。

4か月(2021.8)

育成3か月でかなりおおきくなっています。肥料が見えなくなってしまいました。貯水葉はしっかりとミズゴケに巻き付くような形で展開しています。右がコロナリウムで、左がキッチャクードです。色は違うものの貯水葉の雰囲気はすごく似ていますね。

5か月(2021.10)

育成5か月目です。もう手のひらより大きいです。コロナリウム特有の株上部分外側に向いて立ち上がってきました。大株のように分岐するのはまだまだ時間がかかりそうです。

貯水葉が展開してからは水やりを辛めにした方が貯水葉がきれいに育つので良いと、ビカ森さんにアドバイスをいただいたので実践しています。子株のときは乾きを感じたらすぐに水を与えていましたが、巻いてくると水が乾燥しにくいので、ミズゴケの下が乾いたと思って1~2日待ってから水を与えています。

2021.11

育成6か月。9月時点でキッチャクードより小さかったのですが、それを超えていきました。そろそろ板替えが必要だと思っています。どんどん貯水葉が開していきます。胞子葉はまだまだ先みたいですが楽しみです。

サイズを図ると縦20㎝、横15㎝程度まで成長していました、子株の時は直径6㎝程度だたので、表面積3倍くらいにはなってます。

3.2021.12

2021.12

不慮の事故により、コロナリウムを落下させてしまいました。。株が傷だらけになってしまい、本当に落ち込みました。どうやら成長点を傷つけたようで、成長が現在止まっています。

通常であれば開いた貯水葉は下の葉に巻き付いいていくのですが、傷ついたためか動きが止まっています。生えかけていた右側にあった新しい貯水葉も落下で取れてしましました。

経験上、成長点の回復には時間を要します。アルシコルネの胞子葉をカットしてしまったときは2か月くらいかかりました。そこまでではないと思いますが、成長を祈って、待つことにします。。

4.2022.6

胞子用が出てきて、貯水葉も大きめのものがでてきました。
サイズ的に板を変えないといけなくなりそうです。

3.まとめ

貯水葉の展開がかなり早い!半年で3倍に!

コロナリウム シン フロンドを苗から半年育成した以上から、気づいたことわかったことをまとめました。

  • 大型種は半年で子株の2~3倍(縦20㎝×横15cm程度)になる
  • 貯水葉は他種に比べてぴったりとコンポストに沿って巻いていく
  • 貯水葉が巻いてきたら水は辛めの管理へ
  • 肥料は成長点を動かせる要因になっている可能性が高い

やはり大型種は成長がかなり早いです!この調子でいくと、数年で1m近くに成長するのではないでしょうか。

コンポストにきれいに巻いていく品種なので、初めにしっかりと板付けすれば迫力もあり、かなりきれいな形に育つオススメ品種だと感じました。

しかし、スペース問題が発生する品種なので、スペースがすでにない方や少量多品種で育てたい方に簡単にはオススメできないとも感じました。

賃貸でさらに屋内だと限界があるので、大型種は複数株ではなく、良く調べて好きな株を1つ買うのがいいのかもしれません。

また「シンフロンド」らしさの気づきはまだわからないので、成長次第記事を更新していこうと思います。胞子葉が出てないことと、コロナリウムは1株しかないので比較対象がありませんから。


ここまで見て下さりありがとうございました!!

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この記事を書いた人

愛媛でエンジニアをしながらブログを書くアラサー会社員。
自然、お洒落な暮らし、効率化が好き。
ビカクシダと塊根植物にハマり、数年前にガーデニングアドバイザー取得。

主に観葉植物・暮らしについて初心者でも分かりやすく発信しています。

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