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室内で壁や網にビカクシダがたくさん張り付いているように育成されているのは見たことありませんか?あれを通称「ビカクウォール」とビカク界隈では読んでいます!笑 SNSでもよくインテリアとして写真に挙げている方も見かけます!
私も屋内でビカクシダを育成したくて、下のようなビカクウォールをDIYで作成しました。個人的にはまあまあいい出来かなと思っております。
本記事では写真のようなビカクウォールを作る方法を簡単に解説していきます。
このような方は良かったら見て頂けるとうれしいです(^^
転倒防止のため実践される方は下記記事を必ず目を通していただくようお願いいたします。
これからビカクシダを育て始める方や、インドアグリーンとして興味がある方、現在外でビカクシダを育される方も真冬では中に入れてこれから屋内育成をされる方に向けて、少しでも参考になるかと思い書いてみました!
ビカクシダを賃貸で壁を傷つけず育成できる方法であることから、よく使用される方法ですが、DIY初心者の方やあまり工作に携わっていない方は少し敷居が高いように感じます。そういった方が、DIYにチャレンジしてビカクシダを育ててみようとなった時の作り方として、少しでも参考になれば幸いです。
また我ながらいい出来でしたので、自身の記録としても残しておきたいと思います!笑
幅と天井の高さ図って木材の長さを考えよう!
まず適当でいいので、設置する部屋の天井と幅を図り、それに合わせた設計図を書きましょう!構造はシンプルでラブリコという強度の高い突っ張り棒を壁際に立てて、金網(メッシュパネル)を取り付けているだけです。
私のイメージ図の落書きを見やすくしたものはこんな感じです!
手順としてはラブリコを一番初めに設置して、そこにメッシュパネル・ライトなどを取り付けていくイメージです。ラブリコ2本の位置が基準となって他の備品の長さが決まってくるため、まずは部屋の天井とおける幅の長さを図って、ラブリコの長さと柱(2×4材)2本を設置する間隔を決めましょう!私の場合は、部屋の天井が238cmで、メッシュパネルが120㎝のものを購入したので幅を120cmで設置することにしました。
棚板・照明はL字金具を使って設置しています。棚板はデザインなのでつけなくてもよいと思いますが、ライトは長期的に屋内育成されるのであれば設置することをおすすめします。
ライトは天井に穴があけれないので、木材で釣り竿のようにつるしています。木台の先にはダクトレールを取り付け、そこにライトをセットしています。クリップライトでも全く問題ありませんが、複数ライトをつける場合はクリップライトだと灯数に合わせてソケット・配線・コンセントが増えてしまうため、見栄えとコストを考慮した結果、ライティングレールになりました。
必要な木材、機材は以下の通りです!電動ドライバーやネジについては割愛しました。また、どこにどう使われているかは図でで示しています!
準備した機材について簡単に説明していきます。オシャレに見えるために色はすべて統一して黒にしています。
自分の設計したサイズにカットしましょう。木材についてはホームセンターでよく売っている丈夫で安いパイン集成材で、店舗のサイズ指定できるカットサービスを利用しました。木材の名前について意味わかんないよ!って方はこちらの記事を見てみて下さい!私もDIYを始めたころはお世話になりました。参考程度に使用した本数と長さを記載します。
平安伸銅工業のブラウンを使用しました。通常タイプと強力タイプがあるのですが、支えれる重さが異なり、前者は1個につき20kg、後者は一個につき40kgまでです。ビカクシダは水をやると重くなりますし、ライト等も設置するのであれば、安全を考慮して強力タイプをおすすめします。
アイリスオーヤマの幅120cmのブラックをものを使用しました。このシリーズはサイズのラインナップがたくさんあったので自分の部屋に合うように選べるのでオススメです!取付金具は同じ色のブラックで木材に固定できるようネジで固定するものを購入しました。
上質な仕上がり且つ初心者でも使いやすい塗料で有名なブライワックスを使用しました。水に弱いと書いてありましたが撥水性もしっかりしており今のところ問題は全くありません。色はジャコビアンです。
サイズ・デザイン・耐荷重の3ポイントを気にしながら、1本あたり3~5kgのものを選びました。
エレコムの壁に固定できるような折り畳みのフックが付いた細身のものを選びました。モノグラフの堀口さんもおすすめされていて知りました。この商品はグッドデザイン賞をとっていて、デザインと機能性が本当に素晴らしいです。
育成ライトはAmazonで買ったSINJIAlightを使用しています。ライトの選定に関しては良かったらこちらをご覧ください!
ダクトレールはコンセントタイプかつメッシュサイズ幅の幅120㎝に合うものを選びました。ソケットは角度を調整できる、かつ角度をつけてもしっかりと固定できるものを選びました。ソケットは注意してほしいポイントです。植物育成ライトの32口径のものは自重が重いため、安いソケットを買うと固定する力が弱いのでだんだんと下向きになってしまいました!泣
作成に使用した概算です。
商品 | 費用 |
---|---|
木材(カット代含む) | 5000円 |
ラブリコ×2 | 4400円 |
メッシュパネルと固定金具×2 | 5000円 |
塗料 | 3000円 |
L字金具×6 | 3000円 |
電源タップ | 1700円 |
ダクトレール | 2500円 |
ソケット×2 | 3000円 |
植物育成ライト×2 | 5300円 |
ネジなど | 1000円 |
合計 | 33900円 |
合計は33900円でした!電気系統の備品を含めると決して安くはないですね。ビカクウォールは大型家具になります。オーダーメイドの大型家具と思えば相応またそれより安い価格と考えられます。また電気や棚板はいらないよ!という方は木材(2×4材のみ)+ラブリコ+メッシュパネル+塗料で済みますので、15000円程度の価格になってくると思います(^^
長く使うものですので、価格だけではなく、自分自身が納得いく備品をチョイスしてくださいね!
準備編はここまです!みてくださってありがとうございます!
次回、これらを組み立てていきますのでぜひ興味があれば見てみて下さい!(^^
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