【かんたん板作り】壁掛け植物のフレームをDIYで作成してみよう!

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木製フレーム金網着生板作成

おはようございます。そうすけです!

運営者:そうすけ

愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。

種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
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ビカクシダなどの壁掛け植物をフレームでかっこよく飾ってみませんか?

木製フレーム金網着生板作成
木製フレーム金網着生板作成

木製フレームのビカクシダ着生板を簡単に作ってみました!

本日は写真のような木製フレームの金網・メッシュ素材のビカクシダ用板の作り方をDIY初心者でもわかりやすく解説しようと思います!

我ながらいい出来です。
  • ビカクシダをかっこよく飾りたい!
  • 単純な一枚板に飽きた… 
  • 通気性のいい板に板付けしたい!
  • 今あるビカクシダをきれいに見えるようにしたい!

以上のような方は是非参考にしてみてください。

目次

作成手順

準備編はこちらにまとめてます

下記が前回説明した設計図です!

1.研磨する

木の表面には繊維の毛羽立ちや細かい作業後等がついており、意外とでこぼこしてます。

塗装したときでこぼこがあると、ムラができやすく、表面の粗さが非常に目立ってしまい美しくありません。

そのため表面をやすりできれいにしていきます。私は#180の粗さのやすりを使用しました。

手でこすってもきれいになります!
私は効率を重視して電動サンダーを使ってやりました!

弱い力でやすれるので楽です

2.板をカットして木枠を作る

3cm幅木材を使って木枠を作っていきます。

まずは表枠から。50cmの長さの板から長い部分(27cm)短い部分(20cm)を切りだす作業をします。
クランプとのこぎりを使用します。

必要な長さ(27cmと20cm)を縦線で図った後、三角定規で枠に対して45度になるよう線を引きます。線を引いたらのこぎりでカットしていきます。

水平を確認して45度線を引きます。
クランプで押さえてカットしていきます。

これを2セット作ります。できたら45度角を合わせてみて大体90度になってたら表枠完成です!

2セット分カットします。
もう額縁っぽい!

次に裏枠を作っていきます。短い辺(20cm)と長い辺(21cm)の長さに線を引いてカットします。長い辺の長さが表面と変わるので注意してください!

線引きます。
裏は隠れるので大体で大丈夫です。

最後に表枠と裏枠を重ねて、幅が一致するか確認します!

大体重なってます!
少しいびつでもあとの微調整でなんとかなります!

3.染色する

アルミとラップで作った簡易的なバットにオイルステインをいれます!
そしてその中にカットした木材を漬け込みます。

使用したオイルステインはこちら。

オイルステインは匂いがきついので屋外での作業をおすすめします!また床にこぼしたら取れないのでラップかなんか敷いた方がいいです!

私はこぼして今もとれません。。泣

簡易バット作成
液を入れます
木材をまんべんなく浸します

すべての面にステインが付いたらムラにならないようすぐいらない布で余分な塗料を拭き取ります。この塗料は染み込みかなり早いので長いこと付けると液が入りすぎて黒くなります。笑

全部塗ったら、1時間ぐらい乾かします。

塗ったらただちに拭き取ります
新聞の上で乾かします

4.金網をカットする

乾かしている間に金網をニッパーを使ってカットします。枠と同じかそれより小さいくらいのサイズに切り出してください。

大体の長さを測って、狙った網目に刃を入れて切ります。
枠と同じくらいの大きさにカットできました。

5.表枠と網をボンドとホチキスでとめる 

染色した枠を組み合わせます。45度にカットした部分は人の手でカットしているので、面と面を合わせた時に完全な90度にならず、きれいな四角形の枠ができない場合があります。。

そのため大体の位置取りを決めて形を整えた後、接合部にボンドを塗って狙った角度で接合していきます。ボンドはすぐは乾かないので形を微調整しながら固定しましょう!

考えた位置取り。若干接合部に隙がありますが。。
ボンドで隙を埋めるようなイメージで塗って固定します。

数十分後乾いたら、角の部分・次に網を木枠にホッチキスで固定します。ホッチキスは縦に開いて面に対して垂直に抑え込むのがコツです!

角を先に留めてから、網全体を固定していきます。
表枠に網が固定できました。

6.裏枠と網を挟んで固定する                                     

仕上げです!裏枠で網を挟んでいきます!

図の赤丸部分にネジを付けて固定していきます。表枠の45度で合わせた部分を固定するように穴をあけてネジ打ちしていきます!

その後青丸部分をネジで留めて完成です!

穴あけの時にネジの径より大きい穴をあけないよう注意!
使用したネジは3.3mm径です

赤丸部分を留めていきます。
上と下の枠に木枠を置きます。
穴をあけます。
表枠の45度接合部が留まるようにネジ打ちします
横(図の青丸部分)も留めていきます。

7.完成!

ひっくり返して完成です!お疲れさまでした!

壁にかけたい場合はフックや針金を用途に合わせてつけてください。

完成!ビンテージ感マックスです
金網に針金を巻き付けてかけるようにしました。

3.必要なもの

材料は4種類!工具を合わせると全部で11種類!

  1. 板(幅3cm、厚みが1~2cm)
  2. ステンレス製のネジ
  3. 塗料
  4. ペンチとニッパー
  5. 三角定規
  6. 電動ドライバー
  7. 塗料
  8. やすり
  9. ボンド
  10. ホッチキス

1.板

フレーム用の板です!

厚みが1㎝程度で、幅の3~4㎝幅の板をホームセンターで4枚買いましょう。長さは50㎝程度あれば足ります

なければ厚み1㎝と長さ50㎝の板をホームセンターで購入し、縦3㎝幅にカットしてもらいましょう。お店で購入したものはカットサービスを受けれるところがほとんどです。

私は幅9㎝程度の板を、ホームセンターの糸のこで3cm幅に自分で切り出しました。

が、正直大変だったのでホームセンターのカットサービス(1カット30円)で切ってもらうか、3㎝程度に切ってあるものを買うのがおすすめです。。

幅8cm、長さ50cm、厚み12mmの板
糸のこで3cmに切りました。

杉板がいいといわれていますが、塗装すれば私はなんでもいいと思います。

ただホームセンタだと持って帰るのが大変なので(軽トラを借りるなど)、
ネットで木材を注文するのも効率的です!

2.網

こちらを購入しました。

巻き巻きなのでコンパクト

メッシュサイズがちょうどよく、加工もしやすく、また黒色が良かったのでこれにしました。

樹脂でコーティングされているのでサビも心配ありません。

3.ステンレス製のネジ

1~2cmの板を重ねて固定するので、長さ25㎜程度のものを使用しました。

板付け後、100%水がかかるのでさびにくいステンレス製のネジを使用します。必要量は10本なのでバラ売りを買うとよいでしょう。私はいっぱい買っちゃいました。。

色は雰囲気に合わせて黒色です。

4.塗料

ニッペ WOOD LOVE のオイルステインを使用しました!色はエボニーブラックです!

このオイルステインは少量で販売しているので、今回みたいに小規模の木材であればオススメです!

少量で使いやすい。

耐水性を高めたい方は、オイルステインの後にニスを使ってください!

5.ニッパー、ペンチ

100円で集めたもの。100円なのでサビます。

金網を切るように買ったものを使ってます。

6.三角定規

45度があるタイプが必要です!直角を作るときに、45度の角度がわかれば、正確に45度+45度=90度の角度が作りやすいです。

こんな感じ。分度器でも可

7.電動ドライバー

コードレスの充電式のものでコスパのいいものを使ってます。

こちらの商品は必要なドリルやドライバーがついているのでおすすめです。


先端に取りつける穴あけドリルとドライバーが必要です。

8.のこぎり

小規模な作業なので小ぶりな折り畳み式のものを使うと楽です。

9.やすり

表面の凸凹や断面のささくれを取る用途です。
目合いは180か240で大丈夫です。

10.ボンド

木工用のものを選びましょう。瞬間接着剤よりはゆっくり固まるものの方が微調整できるのでおすすめです!

11.ホッチキス

網を留めるために必要です!自分ちのが縦に開くタイプのものか確認してください!

4.まとめ

1.かかった時間

大体作業時間は4~5時間程度!

準備を除いたかかった時間をざっとまとめてみました!

  • 下調べと設計図作成…30分
  • 研磨…15分
  • 木枠カット・網カット…1時間30分
  • 染色…1時間
  • 組み立て…1時間

2.かかった金額

1枚当たり2000円弱!3枚分作れば一枚600円程度!

小道具や工具はホームセンターのレンタルや元々持っていたものを使ったので、材料費のみの金額を計算します!

材質やサイズによって異なるのであくまで参考程度に。

  • 板(3枚分)…500円
  • 金網…700円
  • 塗料…600円
  • ネジ…300円

最小の数量・大きさで買っても、材料が1枚分に対して多めになるので、たくさん作れば作るほどお得になります。

いっぱい作って、複数のビカク用につけるのもよし、メルカリなどフリマサイトに出品するのもよしです!

3.作ってみた感想

パーツが多い分、一枚板作成よりは時間がかかりますが、インテリア性が格段に上がります!そしてそこまで難易度は高くない!

通気性もばっちりで、板付したビカクシダも調子がよさそうです!

DIYは、買うだけでは得られない、作った人にしかわからないものがたくさん得られます。

私もつい最近までは、モノなんて時間がもったいないから買えばええやろ!という考えでした。。

  • 通常より安く手に入れた分のお金
  • 試行錯誤が形になる達成感
  • 自分にもできた!という成功体験と自信
  • ものを大切にする心
  • ものづくりのスキル
  • 作業に没頭することによるストレス解消
  • 既製品の価格の相場
  • 製作者の苦労

人間は、心が動く「消費」よりも、心が動いた「体験」の方が、記憶や思い出が長続きすることが研究でわかっています。

板づくりも、つくる「体験」を通して、楽しい人生を送れる要素になる体験だと思っています。

話が逸れましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました!

この記事が1人でも板つくりの参考にしていただければ幸いです(*^^*)

他にも何かコツやいやり方があればぜひ教えてください!

不明点・質問、コメントいただけたら、返信や動画で解説していこうと思います!

  

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この記事を書いた人

愛媛でエンジニアをしながらブログを書くアラサー会社員。
自然、お洒落な暮らし、効率化が好き。
ビカクシダと塊根植物にハマり、数年前にガーデニングアドバイザー取得。

主に観葉植物・暮らしについて初心者でも分かりやすく発信しています。

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