【ビカクシダ】P.Willinckii Spur/Robinとは?特徴・育成記録まとめ

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おはようございます!そうすけです!

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最近、P.willinckii Robin(ロビン)というビカクシダを購入しました。

Robinはすがた形がSpurと似ており、Robin(Spur TC)と書かれている表記で売られているものも多いです。

ただ、ネットに調べてもSpurやRobinは全く情報がない。。

そこで、販売者や中国語の文献を使って調査しま、まとめました。

本記事では、P.Robin(Spur TC)の品種調べと育成についての記事になります!

  • P.Robin(Spur TC)という品種に興味がある!
  • RobinやSpurの血統は?

こんな方は参考になる記事かと思います(^^

下調べは行いましたが、筆者の推察や感覚が大いに混じっているので、参考程度にしていただけると幸いでございます

目次

品種紹介|Platycerium willinckii ‘Robin’ と ‘Spur’ について

最近よく耳にする「Robin(羅賓)」と「Spur(骨刺)」。

オークション履歴などの履歴を追うと、2024年12月頃から販売されており、2025年から普及していった株になります。

どちらもwillinckiiの系統ですが、容姿がかなり似ていますが、呼び名が違っております。

特徴

葉脈の白条がはっきりしており、葉先がギザギザ(鋸歯状)なのが特徴です。

その特徴から、台湾の「骨刺(bone spur=骨の棘)」という言葉から命名されており、「葉先に尖った“トゲ”/“刺”のような形状」が特徴の由来になっています。

細く・尖って・不規則に分岐するのが、この種の大きな特徴です。

この不規則な形が他のビカクシダにはない特徴で、育てていて面白いです。

分岐が増えるときもあれば、減る時もあり、予測不可能です。

比較的小型でコンパクトで大型になりにくく、育て方は「スーパードワーフ」と同じ育て方だと綺麗に育ちます。

P.Willinckii Robinとは

結論から言うと、RobinはSpurのTC株(組織培養株)として誕生した名前です。

台湾では、TC(組織培養)によって増やした株に独自の名前をつける文化があるようで、
同じ親株から生まれたクローンでも、育成過程で特徴が少し異なることから「別の個体名」として流通するケースが少なくありません。

日本語の情報があまりなかったので、中国語で情報を調べました。

そのところ、Robinという名前は台湾の園芸店 A-JIN’S(阿金園藝)が開催した命名コンテストで誕生した株のようです。

P.Willinckii Spur(シュプール)について

それではP.Willinckii Spurの血縁はなんなのでしょうか。

調査したところ、P. Willinckii dwarf nook の胞子培養の選抜種です。
(下記文献です)

所感にはなりますが、SpurのほうがRobinより大きい印象があります。

(bikakuinuさんのSpur、めちゃくちゃかっこいいです。。投稿シェアさせていただきました。)

育成

育成環境

植物育成ライトを使用して、22度以上1万ルクス以上の環境で15時間照射しています。

ライトは、実際に購入して比較実験して試した結果、
植物育成ライト界で値段とスペックが一番高いHASUを使っています。

2025.8

ビカ森さんよりSpurの近縁種であるRobinを9000円程度で購入しました!

そうすけ

Spurより少しお安いので、手を出しやすかったです。

created by Rinker
ノーブランド品

小さいですが、ギザギザした葉とトリコームの多さがポテンシャルの高さを期待させます!

2025.9

ギザギザのまばらな胞子葉が続いて4枚でてきました。

1ヶ月なのですが、成長がすごく早いです。

貯水葉がでにくい品種という情報があるのですが、育ててみてそう思います。

2025.11.1

白い筋がはっきりしてきて、少しずつ仕上がってきました。

胞子葉がそそり立つというよりかは、細長くなり、葉先が垂れる形のようです。

すでに成長点付近がグラグラしており、首折れが心配です。。

胞子葉が連続10枚でてきています。

まとめ

Robin・Spurについて
  • P.willinckii RobinはP.willinckii SpurのTC(メリクロン苗)
  • P.willinckii SpurはP. Willinckii dwarf nookの選抜種。
  • 胞子葉が不規則にトゲトゲしているのが大きな特徴。
  • コンパクトで白い筋がでており、スーパードワーフ種に近い。
  • 貯水葉がでにくいので、首折れ注意!!

Robin育てていて、すごく面白いです。

SpurのTCなので、かぎりなくSpurに近い形になってくると思います。

引き続き、育成記事更新していきますので、見ていただけると幸いです!

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この記事を書いた人

都内でエンジニアをしながらブログを書くアラサー会社員。
自然、お洒落な暮らし、効率化が好き。
ビカクシダと塊根植物にハマり、数年前にガーデニングアドバイザー取得。

主に観葉植物・暮らしについて初心者でも分かりやすく発信しています。

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