おはようございます!そうすけです!
運営者:そうすけ
愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。
種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
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- ボールパイソンを飼ってみたい!!
- ボールパイソンを購入したけど、育て方がわからない!
- ボールパイソンの飼育に必要な備品一式が知りたい!
- 餌の頻度や温度環境、日々のお世話について、実際の声をききたい!
- 生体を購入しているから急いで備品一式を取りそろえたい!
最近ペットとして人気のボールパイソン、飼育してみたくなったことはありませんか?
ボールパイソンは爬虫類の中でもトップレベルでおすすめの生き物です。
しかし、
どうやって飼育すればいいのか・どんな環境で飼育するのか
気になっている方も多いと思います。
もしかしたらすでにイベントやショップ販売などで
お迎えしたボールパイソンを購入した方も中にはおられるかもしれません。
そんな方に向けて、ボールパイソンの飼育方法、ヒーターやケージなど必要道具一式を爬虫類歴8年のプロがわかりやすく解説してみました。
誰でも初めは同じように不安です。
そういった方のために、本記事では初心者でも育成できるように道具や方法を要点をまとめております。
育成ノウハウをつめこんだ記事となっておりますので、ご一読してみてください!
目的
ボールパイソンをお迎えして、幸せになる人やヘビたちが1人・1匹でも増えてほしいため!
8年間いろんな経験をして、皆さんにボールパイソンの飼育をより失敗せず安心して楽しんでいただけるよう、
飼育方法と飼育環境についてまとめ記事を書こうと思った次第です。
当初初めてボールパイソンを購入したとき周りに人がおらず、
ネットの情報も少なかったため非常に困りました。
ボールパイソンをより知るため、例えばショップを回ったり、
動物病院へ連れて行き情報を集めていました。
気に入ったモルフを育成できて楽しんでいた経験もあれば、
飼育の中の不注意で病気が発症して亡くなってしまった子もいたりして、すごくつらい経験もしました。
結論
お迎えから環境準備、日々の育成まで3つのステップで育成できます!
ボールパイソンの飼育方法・必要な環境は下記の3つです!
- 器具を準備する
- 温度環境を一定にする
- 定期的なメンテナンスをする
①器具を準備する
レイアウト例
まず、必要な飼育環境を整えましょう!
私がベストだと思う飼育レイアウト環境は写真のような環境です。
飼育に必要なものはざっと並べると下記の通りになります。
- ケージ
- 温度計
- ヒーター(もしくはエアコン)
- シェルター
- 水入れ
- パネルヒーター
- サーモスタット
- 底材
- 餌(冷凍マウス)
- ピンセット
- 消毒液(次亜塩素酸)
- ライト(観賞用)
ボールパイソンを育成するにはざっとこれくらいのグッズを準備する必要があります。
各商品については、8年間で色々なメーカーの商品を使用してきて
ページ後方にベストだと考えた商品を載せています。
購入の参考になるはずです。
②温度管理を一定にする
ヒーターを用意する、エアコンを常に掛けるなどして、
26度付近の温度管理を徹底しましょう。
ボールパイソンはサバンナの森林に生息する暖かい地域に住む生き物です。
具体的に言うと暑い時では35℃、涼しい時でも20℃を下回らない気温です。
常に暖かい状態でないと、最悪病気になって死んでしまいます。
特に小さいうちは本当に要注意です。
飼い始めた当初温度管理を甘く見ており、病気にさせてしまった子がいました。
とはいっても最初にセットしておけば、
あとは機械が温度をキープしてくれますので管理は楽ですよ😊
エアコンかサーモスタットで空調を暖かい状態に一定にしてあげましょう!
③定期的なえさやり、水やり、トイレ掃除
環境さえ整えば、あとは定期的なお世話をしていきましょう!
ボールパイソンに必要な定期的なお世話は、エサやり、飲み水交換、ペットシーツ交換です。
頻度はこのような感じです。
- エサやり…週に1回
- 飲み水替え…3日に1回
- ペットシーツ交換…週に1回
これだけで、本当にすごく簡単です。
犬猫なんかに比べると、定期的なお世話の手間が本当にかかりません。
なので、エサやり、飲み水交換、ペットシーツ交換が一番のふれあいの場になってくると思います。
その時にハンドリングしてあげながら、我が家族を愛でましょう!笑
よく観察して状態を見ながら、しっかりと定期的なお世話をしていきましょう!
以上3stepでした!
ボールパイソン育成セット!飼育道具一覧
生体を導入しその中でも、下記2点に分けて紹介します。
①生体をお迎えしてすぐに必要なもの
②生体をお迎えして後日必要なもの
- ケージ
- 温度計
- ヒーターなどの保温機具(もしくはエアコン)
- シェルター
- 水入れ
- パネルヒーター
- サーモスタット
- 底材
- 餌(冷凍マウス)
- ライト(観賞用)
生体をお迎えしてすぐに必要なもの
ケージ
SANKOのパンテオンというケージをおすすめします!
ボールパイソンにこれほど適したゲージはないです!これ一択!
私は安いものから高価なものまでいろいろなケージを試してきた結果、パンテオンに落ち着きました。
理由は下記の6つです!
- 終生飼育できる大きさである
- 掃除しやすい・メンテナンスしやすい
- 鑑賞しやすい
- ペットシーツとジャストフィットする
- ドアが横開き
- 蓋に暖房器具用のコード穴が複数ある
下記に利点を写真付きでまとめており、参考になる記事となっております。
メスだったり、とにかく大きく育成したい方は90㎝のケージをおすすめします。
ただ小さいうちは広すぎるとボールパイソンにストレスなので、60㎝を私はお勧めします。
温湿度計
こちらは部屋の温度とケージ内部の温度が見れるようなA&D社の温湿度計です。
他の温湿度計と異なるのは、ケージ内外の温度の最低気温と最高気温を記録してくれます。
- 部屋にいないときの夏場の高温や冬場の冷え込み
- 冬場の夜寝ているときの冷え込み
- 空気の乾燥(40~50%が望ましい)
こういったリスクがないか確認できるので、
部屋の環境をモニタリングするためにもこちらはおすすめです。
ヒーターなどの保温機具(もしくはエアコン)
暖突は必須商品、ピタリ適温は安心!
暖突で上から、ピタリ適温で下から温めて上げましょう!
ランプ型の熱球で温めるのはパイソンの場合だとやけどしてしますので、ヒーターは暖突が一番相性がいいです!
もしパンテオンなどの60㎝ケージを使用されるのであれば、
下記ヒーターがピッタリサイズが合います。
パンテオンへの暖突の付け方はこちらの記事載せていますので、参照してみて下さい!
シェルター
ボールパイソンは隠れ家があったほうがストレスがたまりにくいです。
初めのうちは必ずあったほうがいいです。
なぜならもともと野生では岩陰など狭いところに入って
エサを待ち伏せして暮らす生き物です。
私のボールパイソンは臆病な子だったらしく、
導入してから1か月ほど全く餌を食べませんでした。
しかしシェルターを入れてから隠れ始め、エサを前に出すと途端に食べ始めました!
(本当に毎日心配でした。。よかった。。)
手遅れにならない前に、連れきて間もないうちはシェルターを用意することを推奨します!
水入れ
餌よりも先に水入れを準備して下さい!
ボールパイソンは結構水を飲みます。
そして新鮮な水さえあれば、1か月くらい餌を食べなくても生きる生き物です。
浸かるのも大好きですし脱皮不全対策にもなりますので、
タッパーなどの水入れを用意してあげましょう!
生体をお迎えして後日必要なもの
サーモスタット
温度を一定にし、気温の上がりすぎ・下がりすぎを調整してくれます!
ヒーターに取り付けることで、温度調整を自動でしてくれます。
残念ながら多くのヒーターには温度設定・調整機能はついておりません。
ケージ内の温度を感知してON・OFFを切り替えてくれるサーモスタットが必要です。
底材(ケージの底にしくもの)
衛生的な環境にしてあげるため、ケージの底に敷いてあげましょう!
個人的には白いワンのワイドがおすすめです。
- 汚れたら数秒で取り換え可能
- 虫がわかない
- 誤飲しない
- パンテオンのサイズとジャストフィット(カットしなくていい)
見た目を重視される方はハスクチップが衛生的でおすすめです。
餌(冷凍マウス)
個包装されている商品をおすすめします!
- くっついていないので必要量だけ取り出せる!
- すでに袋に入っているのでお湯につけるだけ!
SAfarmの冷凍マウスは、しっかりとチャック袋に個包装されているので
汚れていなくて品質もよく、食いつきもよいのでおすすめです!
大きさはボールパイソンの胴の大きさに合わせて、
アダルトS、M、Lと大きくしていきました。
ピンセット
万が一でも口内を傷つけにくい竹製のものがおすすめです!
ボールパイソンはえさやりの時、勢いよくマウスに飛びつきます。
硬すぎない竹製のピンセットを使用してください。
消毒液(次亜塩素酸)
生き物無害な無害な次亜塩素酸を使用しましょう!
爬虫類は薬剤に実は敏感です。
ケージの掃除など、吹き上げる時などは生物に無害な次亜塩素酸を使用しましょう。
観賞用ライト
ライトのON・OFFで生活リズムを作ってあげましょう!
ライトは必ず必要なものではありませんが、下記のメリットがあります。
- ボールパイソンの鑑賞性が上がる(やっぱり見て楽しみたいです)
- 昼夜のリズムがつき、餌食いが良くなる
ライトならタイマー、明るさ調整機能などの多機能付きで価格も安いHyggerライトがおすすめです!
まとめ
以上をまとめると、ボールパイソンの飼育は下記3ステップです!
- 器具を準備する(上記10道具をそろえる!)
- ヒーター・空調で温度環境を一定にする
- 定期的にえさ、水、フンのお世話をする
環境を整えるまでがやはり壁ですが、実はそれ以外はあまりやることはありません。
ボールパイソンは本当にいい生き物です。
是非皆さんに育成を楽しんでいただきたき、暮らしが少しでも豊かになればと思います!
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