おはようございます!GreenNeoSoulのそうすけです!
運営者:そうすけ
愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。
種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
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冬が終わり植物もオフシーズンを切り抜け、新しい植物をメルカリやヤフオク販売などで取引される方も増えてきているのではないでしょうか?そんな時に気になるのが発送方法かなと思います。
本記事ではビカクシダの子株や植物苗を発送方法や発送するときに使う資材・入れ物について記事にしていきます。
今のところ、この発送方法で大きな事故の声はなく、発送できています。
- ビカクシダ子株を発送したいけど、どう送ったらいいかわからない…
- ビカクシダ子株、苗をできるだけ安く、安全に発送したい
- 小さい苗を送るときによさそうな入れ物がわからない。。
こんな方に参考になる内容になっていると思います!
誤解のないようにですが、あくまで個人的な見解であり、個人的にやってみた方法です。
送り方も人それぞれで、「適切」と書きましたがリスク許容度というのもひとそれぞれです。
ビカクシダ子株などの小型植物を送るときの参考程度にしてください!
1.目的
目的
ビカクシダ子株・植物の苗を、低価格で適切かつコンパクトに発送するため!
最近ですが、植物がインターネット経由で個人間で販売されることが多いと思います。
個人間で株の取り引きが簡単にできることはすばらしいことですよね!
私も購入する側と出品する側を両方経験しました!
現在ビカクシダ苗・植物苗を発送することがありますが、
低価格で適切かつコンパクトに発送する方法を模索して、実践しています。
今のところ、この発送方法で大きな事故の声はなく、発送できています。
その経験が皆様の植物ライフの参考になれば、と思い記事にすることにしました!
背景
出品する側はできるだけ低価格かつ適切な方法で発送したいと考え、
購入する側は植物が健康な届くよう、綺麗な状態で届いてほしいと考えると思います。
購入したときに悲しい思いをすることがありました。
例えば、スーパーの天ぷらを入れるようなゆるゆるのトレイに輪ゴムされている中に、
ビカクシダの苗が入っていて、届いたときには中身が半分外からでていたり。。
出品するときも、どうやったらいい状態かつ低価格で送れるかを考えます。
発送費用を下げれば、販売価格を下げれるので、
購入側も安く買えるというメリットがありますし、
出品する側は利益率が高くなるので、WinWinの関係がなりたつからです。
お金の話になってしまい、気分を害された方は申し訳ございません。
発信を通して、少しでも気持ちよくみんなが植物ライフを送れたらいいなと思っています(^^
2.結論
第四郵便+丸カップバイオ(プラカップ)+プチプチ袋にいれて発送します!
第四郵便という低価格な発送方法と、
その発送の制約にマッチしたプラカップを使用します。
例えば写真のリドレイの発送ですが、
送料110円+資材代35円で、発送に145円の費用が掛かります。
様々な発送方法がある中でも、ビカク苗・植物苗を
かなり低価格でお届けできる方法かなと思います。
理由①:第四郵便の安さ
植物を発送するときは圧倒的に安い発送方法!
まず、第四郵便についてですが、第四種郵便物といって
郵便法という法律で認められたもの、例えば植物苗であれば
通常より配送料を安く配送してくれる郵便の種類です。
第四種郵便物(だいよんしゅゆうびんぶつ)とは、日本における郵便物の種類の一つ。郵便法第27条に定められた特定のもののみを内容物とする郵便物で、日本郵便が取り扱っている。…
植物種子・苗・苗木・茎、若しくは根で栽植の用に供するもの、または蚕種で繁殖の用に供するものを内容とする郵便物が該当する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
試しに値段を比較してみましょう。
例えばビカク苗・植物苗を大阪から東京で植物苗を発送するとします。
仮に、重さを100~150g程度、厚みは資材を入れて5㎝程度としましょう。
第四郵便 (郵便局) | ゆうパック (郵便局) | ゆうパケットプラス (郵便局) | 宅急便コンパクト (ヤマト) | |
---|---|---|---|---|
送料 | 130円 | 970円 | 440円 | 450円 |
表のとおり、圧倒的に第四郵便が低価格なのがわかります。
もちろん重量や体積によって価格は変動します。
ちなみに第四郵便は50g刻みで料金が加算され、
400gまでなら290円で、そこから100gごとに52円になっています。
それを踏まえても他の発送方法より低価格です。
なおこちらは純粋な発送料金で、ビカク苗・植物苗の包装資材はこちらには加えておりません。
トータルで考えると実際に送る際にはここに包装資材代が乗ってきます。
理由②:プラカップ(丸カップ)+プチプチ袋がマッチしている
低価格・密閉性・省スペース・全透明の4拍子揃ったサンプルカップを使用します!
低価格でよい第四郵便ですが、ビカク苗・植物苗を送るにはいくつかの制約があります。
- 中身が見えるようになってないといけない
- 中身が漏れない
- サイズが幅・高さ・奥行き合わせて60㎝(これは子株なら大丈夫)
これを満たしてくれるのが丸カップ(サンプルカップ)です。
機能性もありつつ、低価格です。
- 低価格
- 密閉性
- 省スペース
- 全身透明
微生物関係の業務でも使用されており、簡易的かつふたがしっかりしまり、密閉性が高いです。
例えばセットのフタをはめると、水を入れて傾けても水がこぼれません。
これに包装した後、後述するプチプチの袋にいれれば、
透明で中身がわかるかつクッション材かつ空気層を挟むので外気の影響を受けにくくなり、
安全に送ることができると考えています(^^♪
余談ですが、ビカクシダの胞子培養にもこのカップ使えます!
密閉性あるので、結構うまくいきます!笑
胞子培養に興味がもしあれば誰でもできる方法をまとめているので、良かったら覗いてみて下さい(^^♪
3.方法
今回はリドレイを例にとっていきます。
送付したい植物苗の大きさはさまざまかと思いますので、
それに合わせてアレンジして参考にしていただければ幸いです。
縦長く伸びた植物は横倒し、抜き苗の小型多肉植物などはミズゴケのかわりに
ペーパーでくるむ、わたをいれるなどすると、応用は聞くと思います。
ミズゴケを作る
熱湯殺菌したミズゴケを入れます。冷めたら水を絞ってカップに入れていきます。
この時に真ん中をあけるように入れていきます。
ジフィーセブンを外す
ジフィーセブンが根っことくっついているので、ゆっくり丁寧にのけていきます。
ちなみにリドレイは根が葉の下に沿うように出てくるので、
根がジフィーセブンに張り巡らされていない印象です。
植物を入れる
準備が整ったら、植物を丁寧にミズゴケの上に載せます。
ビカク苗・植物苗グラグラしないようにできるだけ葉の下にミズゴケを詰めていきます。
最後はふたを閉めて完成です。締まらない場合はミズゴケを減らして高さを調整します。
無理やり閉めないようにしてくださいね!!
テープをして透明の袋に入れる
CD用のプチプチ袋がサンプルカップのサイズ相性抜群かつ機能性あり!
透明で中身がわかるかつクッション材かつ空気層を挟むので外気の影響を受けにくくなり、
ビカク苗・植物苗を安全に送ることができると考えています。
丸カップの直径は12㎝で高さが5㎝程度であり、
このCD梱包用のプチプチ袋がジャストフィットして良いです。
プチプチを切って包むより楽で、封ができる部分がついているので
そのまま発送することができます。
丸カップの蓋に養生テープで蓋をします。
ここまで出来たら、あとは発送して完了です。
コストについて
費用
今回の例で行くと、費用は大体150円でした。
準備物 | 価格 |
---|---|
丸カップ(一個当たり) | 24円 |
プチプチ袋(一袋当たり) | 16円 |
発送費(第四郵便:90g) | 110円 |
合計 | 150円 |
注意点
真冬の発送は絶対に避ける
当日発送でない限り、確実に一晩常温で放置されて、ダメージをうけます。
仮にこの方法を使用していただく際は、冬の発送は絶対控えましょう。
密閉やプチプチの空気層があるとはいえ、プラカップなので断熱性は高くないです。
ほとんどの植物は寒さが嫌いです。
ましてや熱帯のビカクシダなんて冬の寒さで場合によっては死にます。
冬よりリスクは低いですが、ガンガンにあつい夏も蒸れに注意です。
夏はできるだけミズゴケが乾いた状態で発送します。
週末はできるだけ発送しない
2021年10月より、日本郵便は土日の配送サービスを休止としています。
木曜日の午後や金曜日に発送すると、最短で届くのが月曜日になります。
つまり、植物にストレスがかかった状態で荷物が温度管理されていない倉庫に保管されます。
初夏は大丈夫と思いますが、特に秋冬なんかは夜冷え込むので、確実に植物にダメージでしょう。
やむを得ない場合を除き、植物を送るのは月曜日に発送しましょう。
段ボールのような強度は備えてない
ただしプチプチがあるとしても、さすがに強く押し付けられるとへこみます。
経験から郵便屋さんは丁寧な印象ですが、それでも怖い方はこれを郵便局にもっていって
その場で中身を見せて、この上からダンボールに梱包するのをおすすめします。
またトラブルのもとにならないよう、
第四郵便で発送する旨の表示・確認いただいてからの発送がよいと思います。
まとめ
- 植物を発送するときは第四郵便を利用する
- 中身が見える丸カップ+プチプチ袋がおすすめで低価格
- 胞子培養苗でいえば、費用は150円
- 真冬の発送は絶対に避ける
- 発送前に第四郵便で送ることの確認を取る
- それでも怖い方は段ボールにいれよう。
本記事は以上になります。
ここまで見ていただき、ありがとうございます!
なかなか植物を発送することはないかもしれませんが、
もし参考にしていただけると幸いでございます(^^♪
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