おはようございます!そうすけです!
運営者:そうすけ
愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。
種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
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- 実生株が大きくなったので、鉢に植え替えたい…!
- 実生でたくさん株ができたんだけど、植え替えって必要なの?
- できるだけ実生株を大きくしたいんだけど、いい鉢はない?
たくさん種を買って発芽したらうれしいですよね😊
だけど、思ったより発芽率がよく、株が増えてしまう場合もあり、狭くなることがあります。
結論、実生株を育てていくのに植え替えが必須です。
植え替え用のプラ鉢が必要になりますが、実生に適したものはショップでも少なく選びにくいです。
また適切なサイズ・コスパがいいがどれかわからない方も多いはず。
そしてホームセンターは大きい鉢ばかりで、いいのが見つからない。。
そこで本記事では、塊根・多肉植物を種から育てた実体験をもとに、実生株のにおすすめのプラ鉢3選を紹介していきます。
最後まで読むと、植え替えに必要な鉢の種類や、その鉢を選ぶメリットを知り、皆様に必要な鉢を知ることができます!
実体験を踏まえて、ノウハウを詰め込みましたので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
紹介の多くは、パキポディウムやアガベなどの多肉植物で実績がありますので参考にしてください!
- とにかく株を太く大きく育てたい方:bachi「Gyropot」
- 排水性・通気性が抜群で圧倒的に育つ!
- とにかく安くたくさんほしい人:プラスチック鉢 TB25
- 最安で大量の2.5号鉢はこれしかない!
- スペースを効率よく使いたい方:プラステラ90
- たくさんの実生株のスペース管理に最適!
実生株を大きくしたいなら植え替えは必須
株を成長させたいなら植え替えは必須です!
株が健康的に・大きく成長するためには、根を広げる必要があります。
種植えトレイのような省スペースで実生を開始すると思います。
しかし成長すると密集して、根を広げることができなくなります。
実際に植え替えするのとしないのでは、同じタイミングで発芽したものでも大きな差が出ることがわかっています。
下の写真は同じ日に植えた、植え替えした株とそうでない株です。
同じ日に巻いた種でも、植え替えありとなしでこんなにサイズ差が出ています。
一年立ったら、春に必ず植え替えてあげましょう!
実生株のためのプラ鉢の選び方ポイント3選
- たくさん入ってコスパがいいプラ鉢
- 黒色で2.5号から3号鉢である
- 排水性が高い(しっかり穴が開いている)
- ビニール鉢は安定せず倒れやすいので、おすすめしません。
たくさん入ってコスパがいい
耐久性のあるプラ鉢で、たくさんセット買いできるものがポイントです。
実生にはたくさんの鉢が必要です。
黒色で2.5号から3号鉢である
光を吸収して鉢が温まり根の成長を促進させる、黒がベストです。
また実生株にそこまで大きな鉢は必要ないので、1年目であれば2.5から3号がおすすめです。
排水性が高い
水がすぐ切れるような穴が多く開いている鉢だと、根張りもよくなりぷっくり大きく育ちます。
塊根植物や多肉植物はきびしい環境に適応するため、水をためてぷっくりしてます。
おすすめ鉢3選
本気で太く大きく育てたい方:bachi「Gyropot」
排水性・通気性が最大化されて、株が太く大きくなる鉢です!
bachiの植木鉢「Gyropot」は、壁面をジャイロイドと呼ばれる立体メッシュ構造の鉢です。
鉢全体がメッシュ構造なので、鉢全体が空気や水分を通しやすく、通気性と排水性に優れた植木鉢となっています。
そのため根の呼吸を最適化させ、成長を一気に加速させ、太く力強い株が育ちます!
- 鉢全体が空気や水分を通しやすく、株の成長を最適化する!
- アガベやコーデック向けに設計されており、育成はバツグン!
- シンプルなデザインなので、植物本来の姿を邪魔しない!
- 大株までずっとこれでいい!
- 一鉢800円程度と格安ではない
実生パキポディウムをbachiに植え替えたのですが、同じ背丈の株と比較すると、1年後に大きな育成差が出てきました。
同じ日に育て始めたのに、こんなに差が出るとは。。。
ラインナップも2号鉢からあるので、実生株ともすごく相性がいいです。
根腐れなどに困っている園芸初心者の方から、水やりのコントロールをしたい玄人の方まで、幅広く実績があります。
本気でアガベ・コーデックス実生に取り組みたい方には、オススメする他にはない鉢です。
実生株には2.5号鉢がおすすめ
とにかく安くたくさんほしい人:プラスチック鉢 TB25
2000円ちょっとの価格で、約70個近くの鉢がセット!
たくさん実生株を育てている方におすすめです!
プラスチック鉢 TB25というグラスランドというメーカーのプラ鉢です!
現状私が、調べた中で一番コスパを感じているプラ鉢です!
- 約2000円で70個近く鉢を手に入れることができる!
- 鉢底が浮いている設計で、空間があるので通気性にすぐれている
- 横面に滑り止めもあって、手で持った時も滑りにくい
- 丸いので隣接する場所とスペースができる
たくさん鉢がコスパ良く手に入るので、実生育成にとても役にたっています。
写真のようにパキポディウムの実生株を植え替えしまくりました。。😊
また鉢底が微妙に浮いており、通気性がいいのもポイントです。
排水性も通気性もよく、植え替えて一年でパキポディウムも立派に大きくなってくれました😊
実生株をたくさん育てている人はたくさん植え替えることができる、オススメの鉢です。
スペースを効率よく使いたい方:プラステラ90
四角形なので無駄なスペースなく、省スペースでたくさんの植物を育てることができます。
- 比較的安く、広く園芸店でも扱われている
- 四角形の鉢の為、スペースを無駄なく利用して育成ができる。
- 底面がスリット鉢にような構造の為、通気性が良い。
- 実生初期にはサイズが大きいので、株が多すぎると場所をとる
成長が早い株など、TB25からすぐに植え替えて上げるときにつかってます😊
付随しているケースを使用すると、複数管理がしやすいのでおすすめです。
#ベランダガーデニング #100均
— うちに帰りたい (@otakebi_apapa) February 12, 2021
セリアの籠
ウチのお外のラックサイズにぴったり✨
プラステラ105が横に4個綺麗に並ぶ!縦は105が2個と90が1個で丁度🪴
90は横に4個まで
って105と同じ(~_~;)
2号鉢混ぜるとピッタリ過ぎるか? pic.twitter.com/qLfm0sk8K4
鉢を選びきれない方:おすすめの組み合わせ
①ベースの植え替え:TB25
②将来有望そうな株:bachi「Gyropot」
でセット購入して植え替え分けることをおすすめします!
実生株は数が多くなりがちなので、すべてにベストな環境を与えるのは難しい場合があります。
ただ写真のように、通気性・排水性が高い鉢だと成長がいいのも事実です。
ベースの植え替えはグラスランドTB25、
ベストな環境で育てたい株はbachi「Gyropot」
以上2つのセットで用意してあげるのが
調整しやすいかと思います!
もちろん、本気で育てられる方は、すべてbachi「Gyropot」でも問題ありません😊
実生株植え替えの時に必要になるもの
実生植え替えの時に必要だったもの、利用してよかったものの紹介です!
渡辺泰 鉢底ネット
マス目に合わせてカットすれば鉢底に合わせることができますので、植え替えに重宝します!
富永工業:土入れステンレススコップ
土入れ付きなので、土の量を調整しながら入れれるで、植え替え効率が上がりました!
プロトリーフ:多肉植物の土
配合してある土が手っ取り早く、場所も取らないのでおすすめです!
使用する前は、ふるいで細かい砂を落としてあげます。
より排水性が上がり、多肉に適した環境になります。
マグアンプK:緩効性肥料
このタイミングで肥料を土に入れて上げていた方が成長します!
右側のみ肥料を加えてますが、同じ株なのにこれも差がすごいです!
まとめ
- とにかく株を太く大きく育てたい方:bachi「Gyropot」
- 排水性・通気性が抜群で圧倒的に育つ!
- とにかく安くたくさんほしい人:プラスチック鉢 TB25
- 最安で大量の2.5号鉢はこれしかない!
- スペースを効率よく使いたい方:プラステラ90
- たくさんの実生株のスペース管理に最適!
実生の植え替えは一度してしまうと、再植え替えはまた来年。。とかになってしまいます!
紹介した鉢はどれもメリット・デメリットもある鉢ですので、
長い目で見て、どれがいいか選んでいただけたらと思います!
鉢選びも含めて、実生を楽しんでいきましょう!
以上、参考にしていただけると幸いです😊
\ アガベ・コーデックス向けに作られた鉢 /
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