激安植物育成LEDライトで多肉植物の育成は難しい? ~半年間の育成記録~

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おはようございます!そうすけです!

今回はエケベリア等の多肉植物を半年間植物LEDライトで育成してみた結果と自分なりの育成方法の見直しについて記事にしていこうと思います。

きれいな姿でないため、正直見せたくはありませんでしたが、これも戒めとして記事にしていきます。

下記に当てはまる方は、私の失敗事例を参考にしてみてください。

  • 多肉植物・エケベリアを植物育成ライトで育てたい
  • 屋内でインテリアとして育てたい
  • 現在多肉を屋内で育てている
目次

1.目的と結論

1.目的

屋内育成の目的は、インテリアとして、日ごろ良く見えるような場所で多肉を楽しみたいからです。

昨今多肉植物ブームで、多肉植物を育てたい方は増えていると思います。かわいらしい見た目から、インテリアとして屋内で育成したい方は多いのではないでしょうか。

私もその一人で、エケベリアの美しさやかわいらしさにハマり買い集め、何とか屋内で育てられないかとLEDライトを用いてこの半年育成を行いました。

ただし、多肉植物は基本強い日光を好み、室内LEDライトで育てている情報が当時あまりなかったので、本当にLEDのみで育成できるか検証してみた次第でございます。

2.結論

結論から述べますと、育成自体はできますが、キレイに育てるのは難しいと感じております。

なぜなら現状、多肉自体は1つも枯れてはいないのですが、半年前の購入時と比べて大きく形を崩してしまったからです。

下記に、エケベリアの育成記録を記載します。

2.経過結果

0.育成環境

エケベリアシエラという品種とさまざまな種(アエオニウムやエケベリア)を植えた寄せ植えに焦点を当てて記録を載せていきます。

まず育成環境です。こんな感じでライト当ててました。

  • 温度は20~25度付近
  • 日光はほとんど当たらない
  • 植物ライトは12時間照射
  • 水やりは土の色が変わったらやる
  • 風はサーキュレーターで直接でなくかき混ぜる感じで当てる

ライトはHomitt1というブランドのスタンド型ライトを使用しました。

ライトを選んだ理由は以下の通りです。

  • 多肉植物が育成できると記載があった
  • タイマーがついている
  • 低価格

こんな感じで、まんべんなく植物に当たるように照射しました。

照射距離は、大体20cmくらいで育成しました。ライト一頭当たりの照度を図ったところ、一灯が20cmあたりで5000~7000ルクス、5~10cmくらいの光が10000~15000ルクス程度でした。

1.2021年3月23日 (育成初日)

寄せ植え
エケベリア・シエラ

近所のハウスから買った当初の形が一番良い状態の寄せ植えたちとエケベリア・シエラです。

葉が閉じていて株全体が締まっており、茎が高く伸びておらず徒長していない状態です。

2.2021年6月10日(3か月後)

寄せ植えは葉が開いてきた品種も多いですが、背が高くなったりするような徒長は見られません。

シエラは全体的に開きました。また新しく出てきた葉の形が購入前の葉に比べて細長くなっています。

3.2021年9月26日(6か月)

全体的に大きく徒長させてしまいました。。お世辞にも綺麗とは言えない状態です。

寄せ植えは8月に一日だけ外に出していたらかなり葉焼けして色が変わってしまいました。

葉が焼けてしまった夕映え、背が高くなってしまったエケベリアたち

シエラは葉が完全に開いてしまい、茎が伸び始め、伸びる方向が光の方向へ傾いております。

下葉が完全に枯れて葉が光を受けようと伸びているシエラ

3.何が問題だったか

徒長した要因を考えていきます。

1.光量不足

これが最も要因を占めていると思います。エケベリアなどのは多肉植物は明るい日光を求めます。

明るい外の日光の照度は大体30000~50000ルクスあるのに対し、植物育成ライトでの光は5000~7000ルクスの明かりです。 5000~7000ルクスの明かりは曇りの日の外の明るさと同じくらいです。

徒長させないように育てるためのLEDライトの光量が、全然足りていなかったものと考えます。

多肉の求める光を与えるには、電球タイプのLEDのようなまぶしいくらいの本格的なLEDライトが必要なのかもしれません。。

2.照射距離

光量不足の原因が照射距離でもあります。

私は多くの株に光を当てるため、株と光源の距離を20cmに上げることで照射範囲を増やしました。しかしこれは薄く広く光を与えることであり、結果的に徒長させてしまいました。

5~10㎝の距離ならば10000~15000ルクスであったため、十分とは言えませんが、ひどい徒長をさせない程度の照度を与えられたと考えます。

3.光の方向

多肉植物は光に向かって成長する性質があります。シエラも光源の方へ向かって背を伸ばしておりました。

外では太陽は動いているのでいろいろな方向から光が当たりますが、育成ライトは固定されているので一つの方向でしか光が当たりません。

丸く綺麗に育てるためには、光を株全体に均一に当てる必要があると考えます。

4.水の与え方

多肉植物の成長において、水と日光は深い関係にあります。

例えば、水やりをして水分が根に多い状態になり、成長できる環境が整うと成長しますが、その水の量に対して光量が少ないと光合成できず成長するため、ひょろひょろと成長してしまいます。

今回私は土が乾いたら水をたっぷりやっていましたが、与えた水に対してLEDの光量が弱いため、ひょろひょろと成長してしまった可能性が高いです。

またエケベリアは水を上げると葉が膨らみ、閉じていた葉がパカッと開きます。

きれいに閉じたままの姿を維持していくためには、水やり頻度を落とし水を絞って、ゆっくりと成長させる方がきれいな姿を楽しめると考えます。

4.まとめ・今後

1.まとめ

多肉植物を屋内できれいに育てるには、日光に近い強い照度が必要不可欠!

以上の失敗事例より、屋内で使用するときは、下記の点を注意して育成したほうがよいと考えました!

  1. 十分な照度が出せるスペックのLEDライトを使用する
  2. 十分な照度を保てる照射距離に置く
  3. 株に対して真上から光を当てる
  4. 水を絞って育てる

2.今後

屋内育成は難しいですが、屋内育成を諦めたくはありません。

やはり観葉植物なので、見て楽しむことが目的です!見る回数が多い屋内でできるだけ育てたいです!

今後は①我が家に適した植物ライトの変更②多肉の胴切り行って仕立て直しを行ないたいと考えております。

またそれらも記事に出来たらと考えます。


本記事は以上です!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

多肉育成のほんの少しでも役に立てたらと思います!

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この記事を書いた人

愛媛でエンジニアをしながらブログを書くアラサー会社員。
自然、お洒落な暮らし、効率化が好き。
ビカクシダと塊根植物にハマり、数年前にガーデニングアドバイザー取得。

主に観葉植物・暮らしについて初心者でも分かりやすく発信しています。

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