おはようございます。そうすけです。
運営者:そうすけ
愛媛在住のエンジニア兼ブロガー。
ガーデニングアドバイザー資格保有。
種から植物を100株以上育て、育成・販売しています。
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- とにかくラクにきれいな水槽を管理したい!
- 陰性水草水槽に興味がある!
- 陰性水草のメリットって?
- レイアウトの参考にしたい!
皆さんは陰性水草水槽を知っていますか?
水草水槽でも、光をあまり必要としない陰性水草しか使わない水槽です。
私は管理が楽で、レイアウトもしやすいので、陰性水草を気に入って育てております。
しかし、ネットや本にはあまり情報がないのも事実。
そこで本記事ではアクアリウム歴6年の私が行きついた、陰性水草水槽のノウハウやメリットと約3年の育成記録を紹介します。
実際に感じた陰性水草のメリット・レイアウト例とその成長の記録を記事にしていきます。
ずぼらな人のための水槽管理ノウハウや、なぜ陰性水草水槽が楽なのか向いているかがわかります。
長年の知識とノウハウを最後まで見て頂けると幸いです😊
現状
これが我が家で育成している水草水槽です。我ながらきれいだと思っています。
アクアリウムはこれまで2度失敗しましたが、魅力を忘れることができず、どうしたらラクにきれいに水槽を作れるかを考えて今回立ち上げました。
1.陰性水草水槽のメリット
ここからは私の経験に元ずくメリットを記載します。
①コストがかからない
特殊機材不要なので、経済的に育成することができます。
水草の中には強い光・栄養がたくさん必要な種類と弱い光でも十分育つ種類がいます。
陰性水草とは後者の水草であり、そういった特徴から成長が遅いです。
成長が穏やかということは、CO2添加、肥料添加、立派な照明器具等を必要せずとも育成可能ということです。
実はこれらの機材、非常に高いんです(1万は越えてきます)。
水草も生き物なので買って終わりではなく、電気代・機材の交換、底材のリセット等ランニングコストが発生します。
初期費用コスト・ランニングコストを抑えることができます!
②コケがはえにくく手間がかからない
陰性水草は貧栄養・低光量で育つため、それに比べるとコケが生えいにくいです。
手間がかからないのは、水槽を長く楽しむためのコツと考えます。
一般的な水草はCO2添加した水、底材を栄養が多いソイルに植える等の成長する材料が多い環境を好みます。
通常の水草水槽だとCO2や肥料を添加していくわけなのですが、めっちゃコケが生えやすい環境なのです。
私も過去に経験がありますが、コケが生えだしたら際限なく生えます。
完全除去するには薬剤が必要ですが、これは水草にも影響があります。
私は過去薬剤を使って大切な水草をすべてを枯らしました。。😂
インテリアとして楽しむ目的であるはずなのに、忙しい毎日の中での労力が大きすぎてアクアリウムが嫌いになります。
アクアリウムが嫌いにならない、ラクに水替えする方法は下記記事を参考にしてください。
③土に植えないのでレイアウトしやすい
レイアウトしやすくその後も崩れにくいです。
陰性水草は石や流木などに根を巻き付けて成長する品種が多いです。
土だと不安定でセッティング時や掃除・水替え時に崩れやすいですが、陰性水草は巻き付くまでは接着剤やひも等で固定します。
そのため私は構図を考えながら陸上で流木に水草を接着剤でつけ、レイアウトしました。
オススメの陰性水草は下記で紹介しています。
アクア大手メーカーのカミハタが出している水槽用接着剤が、薬害もなくおすすめです
④丈夫
強い・ごつい・広いの3拍子揃っています。
私は病気・薬品以外で陰性水草を枯らしたことがありません。
なぜなら貧栄養・低光量で生存できるからです。
また陰性水草は葉っぱがごついものが多いためか、枯れにくくコケとり生物のからの食害も受けにくいです。
仮にコケが生えたとしても、スポンジで擦って掃除できるほど強いです。
さらに一般的に水草は弱酸性を好みますが、陰性水草は温度さえ保っていればpHは割と広い範囲で育成可能です。
水草水槽のレイアウト・水草の選び方のコツは下記記事にまとめております!
2.育成記録
私が実際に使っている機材と環境です!
- 60㎝曲げガラス水槽
- テトラ系20匹、ヤマトヌマエビ10匹
- 26度一定
- エーハイム外部ろ過(90㎝用)
- 5時間照射
- 砂利使用(ソイルは使わない!)
- CO2無添加
60cm水槽、小型魚20匹ヤマトエビ10匹程度、26度一定、エーハイム外部ろ過(90㎝用)、5時間照射、砂利使用、CO2と肥料無添加です。
特におすすめなアイテムはプログレ600の水槽セット、マスターサンドという砂利です。
プログレ600は曲げガラスでろ過機とライトまでついてます。
砂利はソイル風な見た目だけどソイルでないので、苔が生えにくいマスターサンドを使用しています。
水替えは週に一度、3分の1交換です。pH管理なしですが、一度測定したときは弱アルカリでした(石のせい)。
ろ過機は90㎝用のエーハイム2215を使用して水替え頻度を減らせるようにしています。
①2021.2.23(0日)
割といい感じに配置できたと思いますが、まだなじんでない感が否めません。
水も濁ってます。
②2021.3.23(1か月)
右奥にあった背の高いものをカットしました。
③2021.6.17(4か月)
全体的に伸びてきて流木になじんできました!水も澄んできています。
④2021.7.24(5か月現在)
いい感じに茂ってきました。トリミングをぼちぼちしてあげたいです。
⑤2023.1(2年現在)
立ち上げて2年です。茶ゴケは少し生えてきましたが、アオコも壁面のコケも生えず、綺麗に保てています。
3.気を付けたこと・ポイント
水槽の雰囲気、いい感じではないですか?個人的には大満足です。
- 週一の水替えは必ずする
- 光を当てすぎない
- 餌をあげすぎない
- ろ過機を大きめを選ぶ
①週一の水替えは必ずする
裏を返しますが、育成される際は定期的な水替えだけは必ずやらないと崩壊します。
水がきれいでも栄養は溜まってきており、コケは空気中からも混入し水中で指数関数的に増殖します。
例えば10個コケが生えたとすれば、翌週には10000個くらいになりますからね。
陰性水草水槽はこまめな管理が苦手な方にすごく向いている水槽だと感じます。
やったことと言えば週末の水替え掃除くらいです。
本サイトでおすすめしているのは、プロホースとKP103というポンプの組み合わせです。
これを使用することで半自動で水替えを行うことができます。
楽な水替えの詳細に興味がある方は下記参考にしてみて下さい!
2023.1追記
ここで書いていることを仕組みにすると、コケが本当に生えないのでペースを落としました。
現在は2~3週に1回の水替えで綺麗に保てています。
②光を当てすぎない
陰性水草はそこまで光を必要としませんので、過度な光はコケを育ててしまう原因となります。
章句物に必要な平均的な照射時間は6~12時間と言われていますが、私は5時間で運用しております。
5時間でも問題なく育成でき、コケも生えにくいためこれくらいでもいいと考えています。
また直射日光が入らないよう、できるだけカーテンを閉めています。
私は長期的に見れば植物の育成が遅くなりより、コケが生えて台無しになるほうがつらいです。
下記ライトはコスパ最強で長年愛用しています。
タイマー付きで光量を調節できるので、コケが生えにくい環境をコントロールしやすいです・
③エビ・コケとり魚を入れる
コケや残ったエサを食べてくれるような生き物を入れました。
残ったエサは水質悪化→コケ増加にかなり影響します。そこも気を付けました。
ヤマトヌマエビとサイアミーズフライングフォックスをいれて、残ったエサを毎回きれいに食べて貰っています。
④ろ過機を90㎝水槽用にする
コケが生えないのは、ろ過装置を90センチ用のろ過装置にしているからだと思います。
少しオーバースペックにすることで、ろ過能力を上げているのです。
普通エーハイムの60㎝と言えば2213が多いですが、
私はエーハイムの2215を使用しています。
こちらは60~90㎝水槽用に作られたろ過機なのですが、
ろ過能力を上げることで、とにかく水替えの頻度を減らしています!
水替えが少ないのはほんと楽なので、初期投資してよかったです!
エーハイム2215万歳!!
以後も育成記録つけれたらと考えております。
見てくださった方ほんとうにありがとうございました!!
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